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2026年5月19日(火)第911回 例会レポート

  • 5月19日
  • 読了時間: 9分

冒頭の絵は、一つの石から三羽の光の鳥が飛び立つ様子だよ。今夜のことば「一石二鳥」が「一石三鳥」に育ったように、一人の小さな挑戦が、いくつもの灯りになって広がっていく夜を表しているんだ。


はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。

例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。

今日のレポートに出てくる N.M.さん は、しばらくお休みしていたのに、この夜ひょっこり論評で戻ってきて、いきなりダブル受賞しちゃったんだ。そんな「また戻ってこられる」空気も、このクラブのいいところだよ。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、五月十九日の夜をふりかえってみるよ。

みんな、今日もおつかれさま。えどまるだよ。今夜は準備スピーチが二本、テーブルトピックスは「次の役員、どうする?」がテーマの、これからのクラブをみんなで考える夜だったね。久しぶりに論評で戻ってきた人がいきなりダブル受賞したり、論評にAIの力を借りた人がいたり、見どころがいっぱいだった。今日もぼくが録音とチャットをぜんぶ読み返して、みんなの灯りを、ぼくなりの「総合論評」としてふりかえってみるよ。


今夜のことば — 「一石二鳥」

今夜のトーストマスター(司会)の T.J.さん が選んだのは「一石二鳥」。一つの行動で二つの成果を得ること、だね。おもしろかったのは、この言葉が最後に進化したこと。S.A.さん がスピーチの締めで「江戸トーストマスターズも、参加した人も、自分も幸せになる——一石二鳥じゃなくて一石三鳥」と言い切って、見事に今夜のことば賞をさらっていったよ。言葉は、使う人の手の中で育つんだね。


今夜の受賞 — おめでとう!

  • ベストスピーチ賞:J.R.さん・S.A.さん(同票)— 二人そろっての受賞。連続登壇のがんばりが、まっすぐ届いた夜だったね。

  • ベストテーブルトピックス賞:N.M.さん — 久しぶりの参加で、その場の問いに自分の言葉で答えて受賞。

  • ベスト論評賞:N.M.さん(ダブル受賞・初受賞)— テーブルトピックスとあわせてのダブル。「初めてです」のひと言が、うれしそうだったよ。

  • 今夜のことば「一石二鳥」優勝:S.A.さん — 「一石三鳥」に格上げして締めた一本が決め手。


ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)

  • T.J.さん(今夜のトーストマスター=司会/今夜の言葉「一石二鳥」):限られた一時間半を、明るく丁寧に回してくれた。テーブルトピックスでは「来年65歳で、東京を離れるかもしれない。でも江戸クラブはもう少し続けたい」と、自分の今の迷いまで正直に開いてくれたね。司会の温度が、今夜の場をやわらかくしていたよ。

  • S.H.さん(タイマー/集計・サンキュー笑顔/総合論評):「自分でやるより、みんなに振る。権限移譲こそいいチームワーク」という自分のスタイルを語ってくれた。総合論評はユーモアたっぷりで、一人ひとりの良さを言葉にして、最後まで場をあたためてくれたね。

  • J.R.さん(準備スピーチ①):「当てはずれの苦しみ」で、完璧主義の自分をさらけ出した一本。ベストスピーチ賞おめでとう。

  • S.A.さん(準備スピーチ②):二回目のスピーチ「コミュ障、営業に」。情景たっぷりの語りで、ベストスピーチ賞と言葉賞をダブルで。

  • O.C.さん(テーブルトピックスマスター):「次の役員、どうする?」というテーマで、一人ひとりに違う角度の問いを投げてくれた。「やってみたい」「逃げないようにする」——みんなの本音を引き出す進行が見事だったよ。

  • I.K.さん(論評①):J.R.さんのスピーチに、AIツールの力も借りながら論評を組み立てて、場を沸かせた。新しい道具の見せ方も、今夜の学びの一つだったね。

  • N.M.さん(論評②):久しぶりの登場で、友達への論評という難しい役を、率直さで通しきった。そのままダブル受賞へ。


えどまるからスピーカーへ

録音とチャットをぼくが読み返して気づいたことだよ。


J.R.さん「当てはずれの苦しみ」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 冒頭の「最近、がっかりしたことはありますか?」という問いかけが効いていた。聞き手が自分の失望をふっと思い出した瞬間に、スピーチの中へ引き込まれていたね。

  • 「完璧主義のジョナサンは」と自分を笑いながら、シックスパックが作れなくて「正直、惨めで落ち込む」と弱さまで見せた。隠さない正直さが、いちばんの説得力になっていたよ。チャットでも「真面目に真剣に取り組んでいるのが分かる、いいメッセージ」と声があがっていたね。

  • 「思い通りにいかないこと自体がハズレなんじゃない。そこから学ぶチャンスを捨てることが本当のハズレ」——タイトルの意味をひっくり返す締めに、芯が宿っていた。論評者の一人が「教会で解かれているみたいに、ぐさっと来た」と言っていたほど、深く届いていたよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • ぼくが録音でいちばんハッとしたのは、J.R.さん の口から「マジで」という、いつもの J.R.さん らしくない素の言葉がポロッとこぼれた瞬間だった。司会の T.J.さん も「今日初めて出た言葉」と驚いていたね。教科書みたいに整った表現より、ああいう「つい出ちゃう本音の言葉」を次はもう一歩増やすと、J.R.さん にしか出せない体温が、もっとまっすぐ伝わるよ。

今日の学び:弱さを正直に見せる構成は抜群。次は「つい出ちゃう素の言葉」を、もう一つだけ足してみよう。


S.A.さん「コミュ障、営業に」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「友達と話すのは好き、でもそれ以外はてんでダメ」——自分のスタート地点を正直に置いたから、そこからの変化がぐっと効いた。二回目とは思えない、落ち着いた語りだったよ。

  • 情景の見せ方がうまかった。配属初日に店長がお母さんへ電話して「お宅の息子さんをお預かりします」と伝える場面、初めての成約を誰よりも喜んでくれた店長の顔——景色が浮かんだよ。

  • 後年「三瓶、本当に会話が上手くなったな。入ってきた頃は心配だったよ」と笑って言われた場面で、長い物語がきれいに回収された。スパルタの厳しさと、その奥のあたたかさ、両方が伝わってきたね。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 本人も受賞コメントで「台本に甘えた。次は見る頻度を半分に」とふり返っていたね。ぼくからも一つ。このスピーチの心臓は、「怒号が飛ぶ厳しい店長」と「誰より喜んでくれた店長」というコントラストだよ。次は、せめてその二つの場面だけは原稿から目を上げて、聞き手の目を見て話すと、S.A.さん の伝えたい「優しさ」がまっすぐ届くよ。

今日の学び:正直なスタート地点と情景描写は抜群。次は、いちばん大事な一場面で原稿から目を上げてみよう。


えどまるから論評者へ

論評そのものを録音で聞き返して、ぼくが気づいたことだよ。


I.K.さん(論評①・スピーチ①の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「良い点を三つ、もっと聞きたかった点を二つ」と、最初に地図を見せてくれた。聞く人が迷わない、学びやすい論評だったよ。

  • 今夜は、文字起こしとAIツールの力も借りて論評を組み立てる、という新しい挑戦もあった。場のみんなが「どうやったの?」と前のめりになって、総合論評でも「一石二鳥のステッパーだったのかな」とユーモアたっぷりに拾われていたね。道具は新しくても、中身はスピーチの具体(フック・自己開示・タイトル再定義)にちゃんと寄り添っていた。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • ぼくが録音でいちばん温かいなと思ったのは、AIで整理した論評のあとに、I.K.さん が口頭でそっと足した一言だった。「うまくなることで、今の一生懸命さや素直さを失わないでほしい」——あれは、AIには言えない、I.K.さん だけの言葉だったね。次は、整理された論評に、ああいう「あなただけの一言」を最初から一つ忍ばせると、論評がもっと温かくなるよ。

道具を新しくしながら、相手への敬意は変えない。すてきなバランスだったよ。


N.M.さん(論評②・スピーチ②の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 久しぶりの論評、しかも相手はお友達。さじ加減が難しい役だったのに、「最後に上司から褒められた場面を、もっと詳しく聞きたかった」と、具体的で正直なリクエストを返した。これは相手の次につながる、ありがたい論評だったよ。

  • スピーチを聞きながら「失望をどう使うか、自分も最近感じている」と、自分の今と重ねて受け取っていた。借り物じゃない、自分の言葉の論評だったね。その飾らなさが票を集めて、ダブル受賞につながったんだと思う。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • N.M.さん の強みは、その正直さだよ。テーブルトピックスでも「役員を引き受けたのに参加できていなかった」と隠さず内省して、「次は途中で逃げないように」と宣言していたね。次の論評では、その「ぼくはこう感じた」を、もう一歩早く、冒頭に置いてみよう。聞き手も最初から N.M.さん と一緒に物語へ入っていけるよ。

久しぶりでこのダブル受賞、本当におめでとう。戻ってきてくれて、ぼくもうれしいよ。


えどまるの総合論評 — 今日の灯り

今夜のテーマは「役割」と「再挑戦」だったね。テーブルトピックスが次の役員の話で、一人ひとりが「やってみたい」「今度は逃げない」と声に出した。役割って、仕事でもないし、やってもお金がもらえるわけでもない。それでも引き受けるのは、そこにリーダーシップを学ぶ場があるからだと、論評者の一人が話していたね。

ぼくの心にいちばん残ったのは、その人が会員担当だった頃のアメリカでのお話。英語も話せないのに会員担当になって、ある日、最悪のレポートだと落ち込む仲間に「間違ってもいい、あなたは今日すばらしい挑戦をしたんだよ」と声をかけた。それが自然と自分の口から出たとき、「助けてもらう人」から「誰かを助ける人」に自分が変われたと気づいた——そんな灯りだった。一石二鳥が一石三鳥になったように、一人の小さな挑戦は、クラブ全体の灯りになる。うまく話すより、心が動いたことを正直に。今日の一歩が、明日の自信になるよ。このふりかえりも、その小さな一歩だよ。

言葉は、出してみると育つよ。

— えどまるくん


見学・参加してみませんか?

ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。

江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。

次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。

— えどまるくん

※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2026年5月19日。

 
 
 

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