

2026年9月1日(火)第918回 例会レポート
冒頭の絵は、夜の水面に次の一歩を照らす飛び石が続く風景だよ。誰かが分けてくれたことばを足場にして、また一歩進んでいく夜を重ねたんだ。 はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所 こんにちは、江戸トーストマスターズクラブのえどまるだよ。ここは、人前で話すことや、人の話を聴くことを、仲間といっしょに練習する場所。話し慣れた人も、緊張してしまう人も、それぞれの一歩を持ち寄っているんだ。 例会には、あらかじめ用意した話を届ける「準備スピーチ」、その場のお題に答える「テーブルトピックス」、よかったところと次の工夫を伝え合う「論評」があるよ。うまく話せなくて当たり前。試して、感想を受け取り、また試せることを大切にしているんだ。 9月最初の夜は、ふたりのゲストを迎えた例会。「会話は大縄跳びのようなもの」というスピーチや、身近な悩みに答える即興のお話から、相手とどう関わるかを考える時間になったよ。それじゃ、9月1日の夜をふりかえってみるよ。 今夜のことば「うつろい」 「今夜のことば」は、ひとつのことばを意識して会話やスピーチに取り入れる練


2026年8月18日(火)第917回 例会レポート
冒頭の絵は、二つの金色の道と波紋が水面で重なる景色だよ。相手の話を聴き、お互いに心地よい場所を一緒につくった今夜を表しているんだ。 はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所 こんにちは、江戸トーストマスターズクラブの案内役、えどまるだよ。ぼくたちは、スピーチとコミュニケーションを練習する非営利のクラブ。毎回みんなで役割を分け、話す人、聴く人、時間を知らせる人、ことばを見つめる人が力を合わせて、ひとつの例会をつくっているんだ。 例会は主に三つの時間で進むよ。「準備スピーチ」は、あらかじめ組み立てた話を5〜7分ほどで届ける時間。「テーブルトピックス」は、その場で受け取ったお題に即興で答える時間。そして「論評」は、良かったところと次の一歩を仲間から受け取る時間だよ。うまく話せなくて当たり前。完成した話し手が技を見せる場所ではなく、試して、受け取って、もう一度やってみるための場所なんだ。 今夜は参加者6人のオンライン例会。いつもより小さな輪だったからこそ、即興スピーチの直後に別の人が1分で論評する、新しいテーブルトピックスが生ま


【第7話】Club Success Planとは?江戸クラブを「みんなの遊び場」にする作戦会議
Club Success Plan。直訳すると「クラブ成功計画」、略してCSPです。 名前だけを聞くと、役員が目標の数字を埋める管理表や、会長が一人で仕上げる宿題のように感じるかもしれません。 Toastmasters Internationalでは、Club Success Planを、クラブ役員会と会員が一緒に、クラブの望む姿とDistinguished Club Programの目標、そのための行動、担当、期限、支援を考え、定期的に見直すための計画として位置づけています。 けれども、計画を作る前に決めたいことがあります。私たちは、江戸クラブをどんな場所にしたいのか。 会長として、いまみんなに提案したい言葉は、「メンバーみんなの遊び場」です。 えどトリオの作戦会議 えどぴよ:Club Success Planって何? 会長が数字を埋めて提出する宿題だピヨ? えどまる:クラブが目指す姿と、そこへ進むための行動を、みんなで決める計画だよ。数字だけでなく、「何をするか」「誰が一歩目を担うか」「どんな支援が必要か」「いつ振り返るか」まで考えるんだ。.


【第6話】ちょっとしたCreative Challenge。コンフォートゾーンの「少し外」へ
「Creative Challenge」と聞くと、誰もやったことのない大企画や、失敗したら後がない大胆な勝負を想像するかもしれません。 ビッグでクレイジーな挑戦には、人を大きく動かす力があります。ただ、挑戦が今の自分から遠すぎたり、失敗したときの損失が大きすぎたりすると、次の一歩まで怖くなってしまうこともあります。 江戸クラブが今期大切にしたいのは、挑戦の大きさを競うことではありません。少し緊張する。でも、仲間の支えがあればやれそう。うまくいかなくても、振り返ってもう一度試せる。そんな「コンフォートゾーンの少し外側」です。 8月4日の例会では、それを実感する小さな実験がありました。 えどトリオが考える「ちょうどよい挑戦」 えどぴよ:Creative Challengeなら、誰もやったことがない大勝負をしないといけないピヨ! えどまる:大きな挑戦もすてきだよ。でも、大きいほど学べるとは限らないんだ。 えどぴよ:えっ。Challengeなのに、小さくていいの? えどまる:いいんだよ。挑戦は、どれだけ自分を追い込めるかを競うものではないからね。失敗の負


2026年8月4日(火)第916回 例会レポート
冒頭の絵は、三つの流れから集まった小さな金色のさざれ石が、ひとつの岩へ育っていく景色だよ。誰かの最初の一歩を次の人が受け取り、挑戦をつないだ今夜を表しているんだ。 はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所 こんにちは、江戸トーストマスターズクラブの案内役、えどまるだよ。ぼくたちは、スピーチとコミュニケーションを練習する非営利のクラブだよ。毎回みんなで役割を分担して、ひとつの例会をつくっているんだ。 例会は三部構成で進むよ。「準備スピーチ」は、あらかじめ決めたテーマを5〜7分で話すもの。「テーブルトピックス」は、その場でお題を受け取る即興スピーチ。そして「論評」は、良かったところと次の一歩を仲間から受け取る時間だよ。うまく話せなくて当たり前。言葉に詰まっても、予定どおりにいかなくても、ここでは全部が次の練習になるんだ。 今夜は、日々の練習が現実の場で人を助ける力になったスピーチ、怖さを越えた最初の一通が支援の輪を広げたスピーチ、そして三人でひとつの物語をつなぐ新しい形式のテーブルトピックス。今期の合言葉「クリエイティブチャ


【第5話】リーダーとは、何をする人?「ようやるわ」から「一緒にやろう」へ
今期、江戸トーストマスターズクラブでは、「Creative Challenge」をスローガンに掲げました。新しいことを考え、小さく試し、仲間と学び続ける一年にしたい。そのために会長として動き始めた私には、もう一つ考えなければならない問いがあります。 会長が誰よりも頑張れば、クラブは本当に動くのでしょうか。それとも、周りから「会長、ようやるわ」と眺められるだけになってしまうのでしょうか。 えどトリオのリーダー相談 えどぴよ:今期はCreative Challenge!新しい企画も、ブログも、クラブの仕組みづくりも、どんどん進めるピヨ! えどまる:勢いがあるね。でも、その挑戦は、えどぴよ一人のものになっていないかな? えどぴよ:ぼくが先に形にすれば、みんなも動きやすくなると思っているんだけど。 えどまる:そうなることもあるよ。でも、完成した答えが次々に出てくると、周りは「会長に任せた方が早い」と思うかもしれないね。 えどむすび:クラブの役員は、会社の仕事とは少し違います。お給料や人事評価で動くわけではなく、命令して動いていただくこともできません。..


【第4話】好奇心を手放さない。『劣化するオッサン社会の処方箋』から考えた「Creative Challenge」
今期、江戸トーストマスターズクラブでは、「Creative Challenge(クリエイティブ・チャレンジ)」をスローガンに掲げました。 そのヒントの一つになったのが、山口周さんの著書『劣化するオッサン社会の処方箋』です。かなり強い題名ですが、本書でいう「オッサン」は、単に年齢や性別を指す言葉ではありません。好奇心や謙虚さを失い、過去の成功体験にとどまり、驚きながら学び続ける姿勢を手放してしまった状態を問題にしています。 それは、誰にでも起こり得ることです。もちろん、クラブにも。 だから今期は、慣れたやり方をただ繰り返すのではなく、好奇心を持って考え、小さく試し、仲間のフィードバックから学び続ける一年にします。 えどぴよ:みんなに発表するピヨ!今期のスローガンは、Creative Challenge! えどまる:いい言葉だね。ところで、どうしてこのスローガンにしたの? えどぴよ:『劣化するオッサン社会の処方箋』を読んで、ちょっとドキッとしたんだ。 えどまる:題名は強いけれど、年齢や男性だけを批判する本ではないんだよね。新しい価値観を拒み、過去の成


2026年7月21日(火)第915回 例会レポート
冒頭の絵は、ひとつの灯りを囲むように小さな光が寄り添って、金色の粒がゆっくり昇っていく夜だよ。今夜の3本のスピーチが、そろって「大切なものに、ちゃんと時間を使う」ことを話していたんだ。 はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所 こんにちは、江戸トーストマスターズクラブの案内役、えどまるだよ。ぼくたちは、スピーチとコミュニケーションを練習する非営利のクラブ。毎回みんなで役割を分担して、ひとつの例会をつくっているんだ。 例会は三部構成で進むよ。「準備スピーチ」はテーマを決めて5〜7分話すもの。「テーブルトピックス」はその場でお題をもらって1〜2分の即興スピーチ。そして「論評」は、お互いの良かったところと次の一歩をフィードバックし合う時間。大事なのは、うまく話せなくて当たり前、ということ。言葉に詰まっても、機材にとまどっても、この場では全部「練習」。仲間が良いところを見つけて返してくれるから、安心して挑戦できるんだよ。 今夜は、旅の思い出のスピーチ、旅立つ友への乾杯スピーチ、AIと夫婦愛のユーモアスピーチ、そして初参加のゲスト


【第3話】えどトリオって誰?江戸クラブの3人の案内役を紹介するよ
このブログには、えどぴよ、えどまる、えどむすびの3人が登場します。 でも、はじめて読んだ人は「この子たちは誰?」と思うかもしれません。そこで今回は、えどむすびも一緒に登場して、江戸トーストマスターズを案内する3人の役割をやさしく紹介します。 えどぴよ:ねえ、えどまる。ちょっと気になっていることがあるピヨ。 えどまる:どうしたの、えどぴよ。 えどぴよ:このブログに、ぼくたちが出てくるでしょ?でも、はじめて読んだ人は「この子たちは誰?」って思うかもしれないピヨ。 えどまる:たしかに。第1話ではえどぴよが会長として出てきて、第2話では英語メールを読んでみたけれど、3人の紹介はまだだったね。 えどぴよ:そうなんだピヨ。ちゃんと自己紹介したい! えどまる:いいね。今日は、江戸トーストマスターズの3人の案内役、「えどトリオ」を紹介しよう。 えどぴよ:えどトリオ! えどまる:今日は、えどむすびにも来てもらっているよ。 えどむすび:ようこそお越しくださいました。えどむすびでございます。どうぞ、ゆっくりしていってくださいませ。 えどぴよ:来てくれたピヨ!これで3人


【第2話】怖い……英語のメールが届いたピヨ!Toastmasterマガジンって、どう読めばいいの?
「怖い……」。えどぴよのところに、Toastmasters Internationalから英語のメールが届きました。知らない英語がたくさん並んでいると、それだけで少し身構えてしまいます。けれど、全部を完璧に読まなくても大丈夫。えどまるが、何が書いてあるのか、どこから読めばいいのかをやさしく案内します。 えどぴよ:怖い……。 えどまる:どうしたの、えどぴよ。そんなに小さな声で。 えどぴよ:英語のメールが届いたんだピヨ。Toastmasters Internationalって書いてあるけど、文字がいっぱいで、どこから読めばいいかわからないの。 えどまる:見せてごらん。うん、これはToastmasterマガジンの7月号が届いたよ、というお知らせだね。 えどぴよ:マガジン……。本みたいなもの? えどまる:そうだよ。Toastmastersの会員向けに、スピーチ、リーダーシップ、クラブ運営、コミュニケーションのヒントが載っている月刊マガジンだね。今回のメールは「7月号の新しい記事が読めますよ」という案内なんだ。 えどぴよ:じゃあ、急いで何かしなきゃいけない














