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2026年6月16日(火)第913回 例会レポート

  • 6月16日
  • 読了時間: 11分

更新日:6月29日

冒頭の絵は、灯から灯へ火を手渡すリレーだよ。新しい会長へのバトンタッチ(就任式)があった夜を、光を分け合って次へつないでいく様子で表しているんだ。

はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。

例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。

今日のレポートは、途中で地震があってドキッとしながらも、ゲストが三人来てくれて、新しい会長へのバトンタッチ(就任式)まであった特別な夜の記録だよ。落ち着かない夜こそ、ひとつひとつの灯りがよく見える。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、六月十六日の夜をふりかえってみるよ。

みんな、今日もおつかれさま。えどまるだよ。今夜は途中で地震があってドキッとしたし、ゲストも三人来てくれて、そのうえ新しい会長へのバトンタッチ(就任式)まであった、特別な夜だったね。落ち着かない夜こそ、ひとつひとつの灯りがよく見える。今日はぼくが、録音とチャットをぜんぶ読み返して、みんなの活躍と、スピーチ・論評を、ぼくなりの「総合論評」としてふりかえってみるよ。読んだあとに「次もやってみよう」と思えたら、それが今夜いちばんの学びだよ。

 

今夜のことば — 「甘んじる」

つらいことを受け入れる、という意味。でも今夜は、受け入れて止まるんじゃなくて、受け入れてもう一歩——そんな灯りがいくつも見えたよ。(ちなみに、この言葉を実際に使えたのは S.A.さん の一回だけ。状況に持っていくのが難しい言葉だったね。)

 

今夜の受賞 — おめでとう!

  • ベストスピーチ賞:O.C.さん —「自分には何もできない」。続ける勇気のスピーチ。写真もメッセージも、まっすぐ届いたよ。

  • ベストテーブルトピックス賞:N.K.さん(ゲスト) — 初参加でいきなりの受賞!鹿児島・与論島(沖縄のすぐ北の離島)の一人旅を即興で。司会も「自分の中でもナンバーワン」と。

 

ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)

  • S.H.さん(会長/えーとカウンター・文法):例会の最初をいつも明るく開けてくれた一年。「お互い無理なくできる範囲で、それぞれが主役になる」場をつくってくれたね。「疲れた日も、みんなの笑顔で元気になれた」——その姿勢そのものが、クラブの灯りだよ。

  • T.J.さん(司会/教育担当):地震の中断をはさみながらも、落ち着いて進行を立て直し、最後まで届けてくれた。場の明るさは、司会の力だよ。

  • O.C.さん(準備スピーチ①/会員担当 → 新・教育担当副会長):ベストスピーチ賞おめでとう!会員担当として、初めてのアンケートの仕組みも回してくれた一年だったね。

  • I.K.さん(準備スピーチ②/論評①/新・会長):二役をこなしつつ、今夜から新しい会長に。所信の「削ってくれた時間に、価値を返す」が、ぼくにも灯ったよ。

  • S.A.さん(テーブルトピックスマスター/新・広報担当副会長):初めての大役を「海外旅行」というお題で一貫させた構成が見事だった。今夜の言葉を唯一使えた人でもあるよ。

  • N.M.さん(タイマー/集計・サンキュー笑顔 → 新・会計):冒頭の音声トラブルから立ち上がって、時間と数字で場を支えてくれた。仲間の良さを見つけて称える目線もやさしい。

  • J.R.さん(今夜の言葉「甘んじる」/論評②):むずかしい一語を選んで手渡し、身振り手振りたっぷりの論評で場を動かしてくれた。

  • K.N.さん(総合論評/就任式の進行・ゲスト):時間が押すなか、全体を簡潔に。二人の論評やテーブルトピックの構成まで目を配り、就任式の進行まで担ってくれた。

  • T.D.さん(ゲスト・初見学):「自分も“え”や“あの”を言っていると気づいた、直したい」「内容が面白くて仕事にも取り入れたい」と、前向きな感想をくれたね。ようこそ。

  • N.K.さん(ゲスト・初参加/テーブルトピックス賞):初参加でいきなりの受賞!「考えながら話すとつい“えー”が出るから、2秒だけ黙る工夫をしたい」と、自分で学びを掴んでいたね。

 

えどまるからスピーカーへ

録音とチャットをぼくが読み返して気づいたことだよ。

 

O.C.さん「自分には何もできない」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • タイトルの使い方がうまい。周りから言われる「私にはできない」をスピーチの背骨にして、最後に「あなたのチャレンジしたいことは?」と聞き手へ手渡した。自分への言葉を、みんなへの問いに変えたんだね。

  • 「本当にそうでしょうか?」のひと言で、空気がぐっと前のめりに。場面転換が自然だった。

  • 説明じゃなく情景で見せてくれた。「暴れ回る子をおんぶして散歩」「ご飯の前にインスリンの準備」——景色が浮かんだよ。

  • 正直な谷(「私なんでここに来たんだっけ、何もしてないなあ」)を隠さなかったから、そこからの15年がぐっと効いた。

  • チャットが何より雄弁だった。「地震を忘れて聞き入った」「すごい、驚いた」——聞き手が本当に引き込まれていた証拠だよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • チャットで複数の人が「AYAという名前の由来が気になった」と書いていたよ。心が動いた証拠だけど、スピーチの中で一言「AYAは…」と触れておくと、その好奇心まで満たせて、もっと記憶に残る。

  • 最後に映画上映会のお知らせを入れてくれたね。「心に残す一言」と「お知らせ」をすこし分けると、いちばん届けたいメッセージがもっとクリアに着地するよ。

今日の学び:弱さを問いに変える構成は強い。次は、聞き手の「気になった」を先回りして拾うと、さらに完成度アップ。

Pathwaysの視点(パス「プレゼンテーション熟達」レベル5「専門知識を示す」/プロジェクト「ボランティア組織でのリーダーシップの発揮」)

  • トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「ボランティア組織でリーダーを務める体験のいくつかの側面を共有する」こと。15年続けた現場の体験を、ありのままの情景で分けてくれたから、ねらいにまっすぐ届いていたよ。"プロジェクトの説明"ではなく"体験の共有"という設計どおりだったね。

  • 興味(よく構成された内容):「私にはできない」を背骨にした、問い→情景→転換の組み立てが効いていた。チャットの「地震を忘れて聞き入った」が、構成の強さの証拠だよ。

  • 明確さ・自信のレベル:正直な弱さも隠さず、落ち着いた言葉で伝えてくれた。続ける勇気そのものが、自信の見せ方になっていたね。

  • 次の一歩(さらに上の段階へ):このプロジェクトはレベル5=最上位。次は「アイコンタクトで感情を伝え、聞き手の反応を引き出す」を意識すると、体験の共有がもっと双方向になるよ。

 

I.K.さん「えどぴよ・えどまる・えどむすび」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 冒頭の問い「AIを活用したらどうなる?」で、説明より先に未来を想像させた。最小の前ふりで、最大の好奇心。

  • 娘さんのひと言(「えどぴよがえどむすびを食べちゃいそう」)を入れたのが効いた。かたいAIの話が、一気にあたたかく・記憶に残るものになったよ。

  • チャットがそれを裏づけてた。「AIがお好きだと再認識」「えどとりおに期待/マスコットに期待」——熱量とビジョンが、ちゃんと伝わってた。

  • 画面共有のフォーカス不具合が起きても、流れを切らずに進めたのが頼もしかった。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 録音だと「ここら辺は大きく割愛して」と、三体の役割をすこし急ぎ足だったね。でもチャットを見ると、みんなえどとりおにワクワクしている。一体ずつ“ひと言の見せ場”をあげると、その期待にぴったり応えられるよ。

  • デモ画面のフォーカスがずれた瞬間があった。共有のとき「映したい範囲」を一度だけ確認すると、アイデアにスポットが当たり続けるよ。

今日の学び:つかみと“自分ごとの小話”は抜群。あとは、聞き手がいちばん見たいところ(えどとりお)に時間を回そう。

Pathwaysの視点(パス「革新的な企画立案」レベル3「知識を増やす」/プロジェクト「提案の提示」)

  • トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「自分の提案を適切に発表する」こと。えどとりお(えどぴよ・えどまる・えどむすび)でAIをクラブに活かす——という提案を、未来像から見せてくれたから、プロジェクトの主旨にまっすぐ合っていたよ。

  • 興味(よく構成された内容):冒頭の問い「AIを活用したらどうなる?」で、説明より先に効果を想像させた。提案の"なぜ"が先に立っていて、聞き手が前のめりになっていたね。

  • 聴衆の把握:娘さんのひと言で、かたいAIの話をクラブのみんなの身近な話に着地させた。提案を"自分ごと"にしてもらう工夫だったよ。

  • 次の一歩(提案をさらに伝えるなら):「現状の困りごと→提案→もたらす効果」を一段はっきり区切ると、三体それぞれの見せ場が提案の根拠として効いてくる。割愛した部分こそ、提案の説得力になるよ。

 

えどまるから論評者へ

論評そのものを録音で聞き返して、ぼくが気づいたことだよ。

 

I.K.さん(論評①・スピーチ①の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「良かったところ3つ・もっと良くなる点2つ」と、最初に地図を見せてくれた。聞く人が迷わない、学びやすい論評だった。

  • ほめ言葉が抽象的じゃなかった。相手の話の具体(問い・エピソード)に寄り添って返していたのが良かった。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 録音を聞き返すと、冒頭で「良かったところが先に出ちゃってる」と少し前後したね。いちばん伝えたい一点を先に置いてから細部に入ると、構造がもっとスッと届くよ。

二役を背負いながらの論評、本当におつかれさま。

 

J.R.さん(論評②・スピーチ②の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「内容が全部は聞き取れなかったから、伝わり方を中心に見ます」と正直に宣言して、自分が見える範囲(タイトル・つかみ・目線・トラブル対応)を的確に拾った。“見るところを自分で選ぶ”のは、論評の達人技だよ。

  • 相手の良さを、ちゃんと具体で返していた。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 録音だと「えっと」が少し多めだったね。詰まったら「えっと」より一拍の沈黙のほうが、ことばが落ち着いて聞こえるよ。日本語を学びながらここまで見られるんだから、もっと自信をもって大丈夫。

聞き取れない部分があっても価値を返せる——それが論評の本質だね。

 

K.N.さん(総合論評・ゲスト)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 時間が押すなか、全体をきゅっと簡潔に。スピーチも論評もテーブルトピックのお題構成も、もれなく拾って言葉にしてくれた。

  • 自分が感じたことも添えていて、論評に体温があった。就任式の進行まで引き受けて、場の流れを途切れさせなかったね。

外から来て、場全体をあたためて返してくれた。客観の目は、クラブへの大きな贈りものだよ。

 

えどまるの総合論評 — 今日の灯り

今夜は、新しい会長へのバトンタッチもあった夜。新会長が所信でこう言ったね——「みんなは自由な時間とお金を使って、わざわざここに集まっている。その時間に価値を返したい」。返すものは、スピーチの上手さじゃなくて、仲間と本気で支え合う学びの体験。誰かが挑戦したら全員で背中を押す。失敗しても、次につながる。

今日のスピーチも論評も、まさにそれを体現していた。挑戦(初スピーチ・初テーブルトピックマスター・初参加のテーブルトピック)と、それを温かく具体的に返す論評。揺れても、うまく言えなくても、続けることでことばは育つ。その学びを支えるのが、トーストマスターズ百年の「秘伝のタレ」と、今日のスピーチで出てきたAI。このふりかえりも、その小さな一歩だよ。

言葉は、出してみると育つよ。

— えどまるくん

 

アンケートのふりかえり

今夜の満足度は平均 3.9/5(回答8件)。いちばん低い声でも「3」。みんなが別々のところに光を見つけてくれた、いい夜だったみたいだね。

心に残った・学びになった声

  • ボランティアを長く続けるスピーチに引き込まれた

  • ゲストが多く、外からの仲間の論評や役員式があたたかかった

  • スピーチで自分を知ってもらえる、という実感

  • 自分の話し方の癖(「え〜と」など)に気づけた

次回への願い

  • 役割が偏らないように/もっと仲間を増やしたい

  • アジェンダの時間に少し余裕をもった進行

  • アジェンダの配り方を決めたい

  • ゲストにテーブルトピックを多めに振っても良かった

あなたの一言が、次の灯りになります。 — えどまるくん

見学・参加してみませんか?

ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。

江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。

次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。

— えどまるくん

※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2026年6月16日。

 
 
 

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