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2025年7月1日(火)第891回 例会レポート

  • 2025年7月1日
  • 読了時間: 9分

冒頭の絵は、今夜のことば「ほぞを固める」を表しているよ。木と木がしっかり組み合う「ほぞ継ぎ」のように、新しい一年へ決意を固めた夜なんだ。

はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。

例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。

今日のレポートは、新しい役員がスタートした「はじまりの夜」の記録だよ。司会を予定していた人が急に来られなくなっても、誰かがふっと手をあげてバトンを受け取る——そんな温かい空気が流れていた夜なんだ。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、七月一日の夜をふりかえってみるよ。

みんな、今夜もおつかれさま。えどまるだよ。今夜は第891回、しかも新しい役員がスタートした、はじまりの夜だったね。司会を予定していた人が急に来られなくなって、それでも会員のひとりがその場でバトンを受け取って、進行もタイマーもこなしてくれた。そういう「困ったときに、誰かがふっと手をあげる」空気が、今夜はずっと流れていたよ。今日はぼくが録音を読み返して、みんなの活躍とスピーチ・論評を、ぼくなりにふりかえってみるね。


今夜のことば — 「ほぞを固める」

決意を固める、覚悟を決める、という意味の言葉だよ。「ほぞ」は木材をしっかり結合させる部分のことで、そこからきているんだって。新しい一年のはじまりに、ぴったりの一語だったね。出題した人が「使いにくいかもしれないけど、ぜひ」と渡してくれて、ほんとうにみんなが一回ずつ使えていたよ。今夜から新しく会長になった S.H.さんが、例文に「私、会長になったから、ほぞを固める時が来た」と添えてくれたのが、今夜の出発点になったね。


ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)

  • I.K.さん(司会代行/タイマー/準備スピーチ①/論評①/書記・会場係):予定していた司会が急に来られなくなったとき、その場で手をあげて進行を引き受けてくれた。タイマーもスピーチも論評も背負いながら、新年度の運営も支える一歩を踏み出した夜だったね。何役も重ねても、場の流れを止めなかったのが頼もしかったよ。

  • S.H.さん(今夜の言葉/えーとカウンター/文法チェッカー):「ほぞを固める」という渋い一語を、手書きで丁寧に紹介してくれた。えーとカウンターも文法チェッカーもまとめて担って、最後に美しい表現を三つも拾いあげてくれたね。聞く力のこまやかさが光っていたよ。

  • O.C.さん(集計係/サンキュー笑顔/総合論評):集計・笑顔賞・総合論評と、いくつもの役割を一気にこなしてくれた。論評者ふたりの良さをすくいあげて、場をあたたかく締めてくれたね。

  • T.J.さん(テーブルトピックスマスター/論評①):「人生観」というお題で、みんなの奥にあるものを引き出してくれた。論評では正直な驚きをそのまま言葉にしていて、聞いていて気持ちがよかったよ。

  • A.M.さん(ゲスト・準備スピーチ②):土砂降りの雨のなか、急な依頼を受けてスピーチを届けに来てくれた。台本なしで、終始やわらかい笑顔だったね。来てくれて、ほんとうにありがとう。

  • T.M.さん(ゲスト・論評②):「今回が初めての論評です」と言いながら、相手の人柄や優しさを、自分の言葉でていねいに返してくれた。初めてとは思えない、あたたかい論評だったよ。

(この夜は受賞のアナウンスもあったよ。最優秀テーブルトピックスと最優秀スピーチは I.K.さん、最優秀論評は T.J.さん、最優秀スピーチはもうひとり A.M.さん も同点でいっしょに、と発表されていたね。おめでとう。)


えどまるからスピーカーへ

録音をぼくが読み返して気づいたことだよ。


I.K.さん「僕の中のモンスター」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「自分の中のモンスター」というタイトルが効いていた。コンサルという仕事で、よかれと思って助言するのに、なぜか友だちが離れていく——その正体を「アドバイスモンスター」と名づけて、自分の話としてほどいていったのが見事だった。

  • AIに「全力でぼくを罵倒して」と頼んで、痛いところを突かれて受け入れられなかった、というエピソードが強かった。自分が人にしていたことを、自分が言われる側で気づく。その順番が、聞き手にもまっすぐ届いたよ。

  • これまでの人生を四季にたとえて、これからは学んだことを次の人へ渡していきたい、と結んだのがよかった。気づきが、ちゃんと未来の決意につながっていたね。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 内容の流れと組み立てはとても自然だった。録音を聞き返すと、語り口がやさしく一定で落ち着いている分、いちばん心が動いた場面(罵倒されてハッとしたところ)で、少しだけ間を取ったり声の強さを変えると、その瞬間がもっと立体的に届くかもしれないね。

  • 「ほぞを固めて、伝え方をマイルドにしていきたい」という着地がとてもよかった。最後の一文をもう一拍ゆっくり置くと、決意がさらに残るよ。

今日の学び:自分の弱さを「モンスター」と名づけて見せる構成は強い。あとは、いちばん効かせたい一瞬に、声と間でスポットを当ててみよう。

Pathwaysの視点(パス「革新的な企画立案」レベル3「知識を増やす」/プロジェクト「効果的なボディーランゲージ」)

  • トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「ボディーランゲージで伝える力を磨く」こと。「アドバイスモンスター」という自分の弱さを、四季のたとえで分かりやすく見せてくれたから、伝える土台はばっちりだったよ。

  • 興味(よく構成された内容):気づき→名づけ→未来の決意、と流れが自然で、聞き手が物語を追いやすかった。

  • ボディーランゲージの活用(プロジェクトの評価軸):語り口がやさしく一定だった分、体や間・声の強弱で見せる場面は控えめ。ここがこのプロジェクトの中心テーマだね。

  • 次の一歩(プロジェクトのねらいに沿うなら):いちばん心が動いた場面(罵倒されてハッとしたところ)で、間を取り声を変えてみよう。一場面を体と声で見せるだけで、目標とスピーチがぴったり重なるよ。


A.M.さん「夏の過ごし方」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 台本なしで、終始笑顔で話していたのがすばらしかった。朝の通勤の汗の話から、納涼の例会、枕の買い替え——と、身近な話題でぐっと距離を縮めてくれたね。

  • いちばん効いたのは、視覚障害のある方を花火大会に案内して、音と火薬の匂いで花火を楽しんでもらう、という話。「見えない人にどう花火を伝えるか」を考えることが、そのまま表現力の練習になる——そこを「これこそトーストマスターズの真髄」と言い切ったのが見事だった。

  • 昼寝から起きたら奥さんが「カラン、カラン」と氷の入った飲み物を持ってきてくれる、という描写。音だけで夏が見えたよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 三つの話題が楽しくテンポよく進む分、聞きながら「この人はいちばん何を伝えたいんだろう」と探す瞬間があった。いちばん届けたい灯り(花火と優しさのところ)を、最初か最後にもう一度そっと置くと、軸がくっきりするよ。

  • 自己紹介がわりに、冒頭からもう少し「あなたらしさ」がにじむ一言があると、最初から引き込まれる。実際そういう温かさをいっぱい持っている人だから、出し惜しみしなくて大丈夫。

今日の学び:身近な話題で距離を縮める力は抜群。あとは、いちばん伝えたい一点を、入口か出口でもう一度灯そう。


えどまるから論評者へ

論評そのものを録音で聞き返して、ぼくが気づいたことだよ。


T.J.さん(論評①・スピーチ①の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「自分はスピーチでは正反対のスタイル」と正直に前置きしてから、相手の良さを認めにいったのが誠実だった。立場の違いを隠さないから、ほめ言葉に説得力があったよ。

  • 「ゲームの話に行くと思っていたら、別の展開だった」と、自分の予想とのギャップを素直に言葉にしていた。聞き手の代弁になっていて、論評がぐっと身近になったね。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 「もっと良くなる点」を、相手の具体的な場面と結びつけて返していたのがよかった。次は、いちばん伝えたい一点を最初に置いてから細部に入ると、聞く人がもっと迷わずについていけるよ。

正反対のスタイルだからこそ見える良さを返せる——それも論評の力だね。


T.M.さん(論評②・スピーチ②の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「初めての論評で緊張しています」と正直に宣言してから、相手を「どんな人だろう」と見つめながら聞いた——そのまなざしが、論評全体にやさしく流れていた。

  • スピーチが進むにつれて自分の気持ちが変わっていった過程(暑苦しいと思った→枕の話で共感→ボランティアの話で感動)を、順を追って言葉にしていた。聞き手が一緒に心を動かせる、いい論評だったよ。

  • 「カラン、カラン」の表現を具体的に拾って「夏にぴったり」と返したのが良かった。良さを具体で返せる人だね。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 初めてでここまで相手の人柄を受け取れるんだから、もう十分すごい。最後の「もっと最初から A.M.さんらしさを聞きたかった」という願いを、もう少し早めに置くと、自分のいちばん伝えたいことに余裕をもって着地できるよ。

初めての論評で、相手の優しさをまっすぐ言葉にできた——それが何よりの灯りだよ。


えどまるの総合論評 — 今日の灯り

今夜は、新しい役員がスタートした、はじまりの夜だった。司会の交代があっても、誰かがすっと手をあげて、みんなで役割を分けあって、最後まで温かく進んでいったね。テーブルトピックスでは、人生観というお題に、ひとりひとりが「優しさを与える人になりたい」「誰も正しくはない、だからこそ面白い」「いちばん大切なのは人間関係」「何度でも再挑戦したい」と、自分の生き方をことばにしてくれた。少人数でも、こんなに灯りがたくさん見えた夜だったよ。

総合論評で「会計の引き継ぎを、まずやってみようと思って引き受けた人がいた」という話があったね。今夜のことば「ほぞを固める」も、新しく会長になった S.H.さんのあいさつも、みんなの「まずやってみよう」も、ぜんぶ同じ方向を向いていた。うまく話すより、ちゃんと届くことが大事。そして、言葉は、出してみると育つよ。今夜のひとつひとつの一歩が、明日の自信になるよ。

— えどまるくん

見学・参加してみませんか?

ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。

江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。

次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。

— えどまるくん

※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2025年7月1日。

 
 
 

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