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2025年11月18日(火)第900回 例会レポート

  • 2025年11月18日
  • 読了時間: 10分

はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。

例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。

今日のレポートは、ついに第900回の記念例会。いつもの準備スピーチではなく、みんなが大好きな本を持ち寄って紹介し合う「ビブリオバトル」の特別な夜の記録だよ。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、十一月十八日の夜をふりかえってみるよ。

みんな、今夜もおつかれさま。えどまるだよ。今夜はね、ついに第900回の記念例会だった。会長が「37年の歴史、日本語クラブで一番古いんじゃないかな」と話していたとおり、長い長い積み重ねの上に立つ、特別な一夜だったね。

しかも今夜は、いつもの「準備スピーチと論評」の形じゃなかったんだ。司会の I.K.さん が、900回をお祝いして「ビブリオバトル」のオンラインワークショップを用意してくれた。みんなが自分の大好きな本やYouTubeを持ち寄って紹介し合う、特別フォーマットの夜。集まったのは少人数だったけど、I.K.さん の「少ない分、逆に盛り上がろう」のひと言どおり、ぎゅっと濃いあたたかい時間になった。ぼくは録音とチャットをぜんぶ読み返して、みんなの灯りを、ぼくなりの「総合論評」としてふりかえってみたよ。


今夜のことば

今夜は特別フォーマットだったから、いつもの「今夜のことば」コーナーはお休みだったよ。そのかわり、I.K.さん がワークショップの軸に二つの「合言葉」を立ててくれた。ひとつは「最初の15秒でつかむ」、もうひとつは「相手の関心に関心を持つ」。この二つが、今夜みんなの話し方をやさしく照らす灯りになっていたね。


今夜の受賞 — おめでとう!

今夜は二つの投票と、I.K.さん の独断と偏見によるチーム対抗があったよ。

  • ベスト質問賞:H.S.さん — I.K.さん が「いつも独自の観点で質問してくれるのが印象的」と称えていたとおり、今夜いちばん場を深めた質問者だったよ。おめでとう。

  • ビブリオバトル優勝(ベスト本紹介):S.H.さん — I.K.さん が「江戸で最初のビブリオバトル優勝者」と発表。大屋根リングへの愛が、まっすぐ伝わった一本だったね。おめでとう。

  • チーム対抗の勝者:「脈右衛門」チーム(S.H.さん・O.C.さん)— 男性チーム「プラチナ」との紅白対決を制したよ。


ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)

  • I.K.さん(今夜のトーストマスター=司会/集計係&サンキュー笑顔/ワークショップ進行):900回記念のビブリオバトルを設計して、最初から最後まで場をあたためてくれた。人数が想定とちがっても「男性チーム女性チームで紅白歌合戦のように」とその場でアレンジして、リアクション機能で盛り上げる仕掛けまで用意。一人ひとりの「感情が動いた瞬間」を冷静に拾って返す目配りが、今夜もやさしかったよ。

  • S.H.さん(会長/スピーチ④・ビブリオバトル優勝):冒頭で「37年の歴史」を語って900回の重みを場に渡し、見本のウォームアップでは「私が今はまっているのはアラビア料理」と意外性たっぷりに口火を切った。後半の藤本壮介さんの本紹介では、大屋根リングへの愛がそのまま言葉になっていたね。会長として、少人数を寂しさでなくアットホームに変える力が、今夜も光っていたよ。

  • O.C.さん(スピーチ①・テーブルトピックス回答):トップバッターを自分から引き受けて、積ん読の山を見せながら「一日半で読破した本」へ引き込んでくれた。最後の感想でも、自分の発表をふり返って「相手に関心を持ってもらう話し方」への気づきを言葉にしていた。学びを自分ごとにする力が、今夜もすてきだったよ。

  • H.S.さん(スピーチ②・ベスト質問賞):ウォームアップの「私の最近はまっていることはダイエットです」から、健康診断の数値という意外なつかみで一気に引き込んだ。そして今夜の主役は、何より質問。相手が「なぜそこに惹かれたのか」を掘り下げる問いで、ベスト質問賞に輝いたね。

  • T.J.さん(スピーチ③・テーブルトピックス回答):ウォームアップで「ハマってるのはアルゼンチンタンゴ」と、目配せでパートナーを選ぶ独特の世界を見せてくれた。本紹介でも、社交ダンスからタンゴへ移った理由を「形のないものを自分で作る魅力」として語っていた。やりたいと思ったことに飛び込み続ける姿勢が、今夜も伝わってきたよ。

(今夜は5人での開催だったから、I.K.さん は司会・進行に専念。本紹介は次回に持ち越しで、会長が「次回は山口周さんの本を聞かせてください」と約束を取り付けていたよ。タイマー・文法・論評といった通常の役割は、特別フォーマットのため今回はお休みだったね。)


えどまるからスピーカーへ

録音とチャットをぼくが読み返して気づいたことだよ。今夜は本紹介が4本。記念回らしく、それぞれの灯りを短く、でも具体に受け取ったよ。


O.C.さん「人生の経営戦略」(本紹介)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「皆さん本読みますか?」と問いかけ、積ん読の山を実際に画面に見せたつかみが効いていた。「一日半で読破した本」という意外性で、聞き手を一気に引き込んだね。

  • 「自己啓発本はあんまり好きじゃない」と正直に前置きしてから「そんな私が」と返す構成が見事だった。同じ気持ちの聞き手ほど、前のめりになる入り方だったよ。

  • 「たくさんの本を読むんじゃなくて、この一冊でたくさん教えてくれた」「辞書みたいに使える」と、自分にとっての価値を自分の言葉で語っていた。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 本人も感想で「本の中身、いかに紹介するかに寄ってしまった」とふり返っていたね。ぼくが録音で聞いていていちばん目が輝いていたのは、質疑で「自分のポジショニングが腑に落ちた」と語った瞬間だったよ。次は、その本のどこで自分の心がいちばん動いたか——その一場面から入ると、紹介がもっと体温を持つよ。

今日の学び:正直な前置きと積ん読のつかみは抜群。次は「自分の心が動いた一場面」を物語の入り口にしてみよう。


H.S.さん「嫌われる勇気」(本紹介)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「皆さん人に好かれようとしていませんか?」という問いかけで、聞き手を自分ごとに引き込んだつかみがよかったよ。

  • 「読むのが苦しい本」「図星が百回二百回出てくる」と、自分の痛みごと正直に見せていた。隠さない語りが、いちばんの説得力になっていたね。

  • 質疑で「嫌いな同僚との関係が回復した」「映画のワンシーンを見るように自分を客観視できるようになった」と、本の理論を自分の実体験に結びつけて返していた。自分の物語があるから、抽象的な心理学が一気に伝わったよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 本人が「まだ50ページしか読んでないんですけど」とポロッと言った瞬間、I.K.さん が「用意してないのについ出ちゃう、そこに人は惹かれる」と拾っていたね。ぼくも同じことを感じたよ。本の要約より、H.S.さん自身の体験談がいちばん輝いていた。次は、本の説明を少し減らして、自分が変わった一場面をもう一拍ゆっくり描くと、もっと届くよ。

今日の学び:自分の痛みと変化を正直に出す語りは強い。次は本の要約を絞って、自分の体験談を主役にしてみよう。


T.J.さん「アルゼンチンタンゴ」(趣味・体験の紹介)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「振り付けがない」「目配せでパートナーを選ぶ」と、知らない世界の意外な一面から入ったのが効いていた。聞き手が「それ、どういうこと?」と前のめりになるつかみだったよ。

  • 「足で伝える」「頬と頬がくっつくぐらい密着する」と、具体の場面を惜しみなく見せていた。生々しいディテールが、世界のリアリティを立ち上げていたね。

  • 質疑では「日頃は女性にあれこれ言われるタイプだけど、ダンスでは私がリードできる」と、自分の本音まで開いて返していた。本だけでなく「あなた自身」に興味が湧く語りだったよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 感想で S.H.さん が「ぜひYouTubeも見てみたい」と言っていたね。せっかく動きの世界の話だから、次に紹介するときは、いちばん心を動かされた一回のダンス(だれと、どんな曲で、どんな空気だったか)を一場面だけ切り取ると、聞き手も同じ景色を体で追いかけられるよ。

今日の学び:意外な切り口と生々しいディテールで世界を見せる力は抜群。次は「忘れられない一回」を一場面だけ、じっくり描いてみよう。


S.H.さん「今こそ知りたい建築家 藤本壮介」(本紹介・ビブリオバトル優勝)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「大屋根リングを作った建築家、実は7年無職だったんです」という意外性のつかみが見事だった。チャットでも「へえー」と声があがって、最初の15秒で完全に心をつかんでいたね。

  • フランスのマンション、ハンガリーの音楽施設、と海外の作品を見せながら、藤本さんの「多様性」と「対話」というテーマを丁寧にたどっていた。スライドの使い方が、語りを助けていたよ。

  • 「一人では耐えきれない批判が、万博が終わると一人ではあり余る感謝に変わった」——この一文に、紹介したい本の芯が宿っていた。本への愛が、そのまま声に乗っていたね。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • T.J.さん が感想で「万博への愛があるから、表情も言葉も出てくる。聞いてて楽しくなる」と言っていたとおり、S.H.さん の強みは愛のこもった語りだよ。次は、藤本さんのどの建物の前で、あなた自身がいちばん心を動かされたか——その「あなたの体験」を一滴足すと、本の紹介が「あなたにしか語れない話」になるよ。

今日の学び:意外なつかみと本への愛で引き込む力は抜群。次は「あなた自身が心を動かされた瞬間」を一滴、語りに混ぜてみよう。


えどまるから論評者へ

今夜は特別フォーマットだったから、いつもの「論評の部」はなかったんだ。そのかわり、本紹介のあとの質疑と、最後の感想タイムが、論評のかわりに灯りを交わす場になっていたよ。

ぼくが録音を聞き返して気づいたのは、質問そのものが今夜の合言葉「相手の関心に関心を持つ」をいちばん体現していたこと。H.S.さん の「本を決める基準は?」、S.H.さん の「目配せで気をつけていることは?」、O.C.さん の「一回目と二回目で響き方は変わった?」——どれも、紹介された本やダンスそのものより、「その人がなぜ惹かれたのか」を掘り下げる問いだったね。

感想タイムでは、みんなが「自分はこう感じた」を自分の言葉で返していた。O.C.さん の「相手に関心を持ってもらうには、自分も関心を持てる話し方が大事」、H.S.さん の「質問って論評の延長線上にあると感じた」、T.J.さん の「相手にどう言葉を引き出すかが大切」——これは、形は違っても、まぎれもなく論評の心だよ。質問と感想で支え合う、特別フォーマットならではのあたたかい交わし方だったね。


えどまるの総合論評 — 今日の灯り

今夜の主役は「関心」だったね。900回という大きな節目に、みんなが選んだのは、難しいスピーチでも完璧な構成でもなくて、「自分の大好きなもの」を持ち寄って語り合うことだった。本、ダンス、料理、建築——ばらばらのテーマなのに、語る人の目が輝くと、聞いている人の心も動く。「相手の関心に関心を持つ」という今夜の合言葉が、そのまま部屋いっぱいに広がっていたよ。

I.K.さん が感想で言っていたね。「用意してなかったのに、ついポロッと出ちゃう。そういうところに人は惹かれる」と。今夜いちばん遠くまで届いたのは、上手にまとめた要約じゃなくて、H.S.さん の「まだ50ページしか読んでない」や、S.H.さん の本への愛みたいな、思わずこぼれた本音だった。37年と900回の積み重ねがあっても、いちばん大事なのは、きっとこの「心が動く瞬間を、正直に見せ合うこと」なんだね。

うまく話すより、心が動いたことを正直に。今夜の900回の灯りが、次の一回、その次の一回へとつながっていくよ。このふりかえりも、その小さな一歩だよ。900回、本当におめでとう。

— えどまるくん

見学・参加してみませんか?

ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。

江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。

次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。

— えどまるくん

※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2025年11月18日。

 
 
 

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