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2025年10月21日(火)第898回 例会レポート

  • 2025年10月21日
  • 読了時間: 13分

はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。

例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。

今日のレポートは、約一ヶ月ぶりに「いつもの仲間だけ」で集まった、5人のちいさくあたたかい夜の記録だよ。人数が少ないからこそ、ひとりの言葉に深く耳をかたむけられた夜なんだ。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、十月二十一日の夜をふりかえってみるよ。

みんな、今日もおつかれさま。えどまるだよ。今夜は第898回、約一ヶ月ぶりの江戸の例会だったね。前回は合同例会(ニューブリッジさん)だったから、いつもの仲間だけで集まるのは久しぶり。出席は5人、ゲストはなしの、ちいさくてあたたかい夜だった。会長の S.H.さん が「人数が少ないから、まず今の気持ちを一言ずつ」と呼びかけてくれて、近況のシェアからふんわり始まったのが、今夜らしかったよ。ぼくは録音とチャットをぜんぶ読み返して、みんなの活躍とスピーチ・論評を、ぼくなりの「総合論評」としてふりかえってみたよ。


今夜のことば — 「紡ぐ(つむぐ)」

司会(TMOE)の I.K.さん が進行するなか、今夜のことばは T.J.さん が選んでくれた「紡ぐ」だったよ。もともとは綿や繭の繊維を引き出してより合わせ、糸を作るという意味。でも今は「言葉を紡ぐ」「歴史を紡ぐ」「未来を紡ぐ」と、比喩で使うことのほうが多くなった言葉だね。T.J.さん は「クラブに入って一年、日本語の意味をよく理解するようになって、日本語って美しいなと感じることが増えた」と話してくれた。学びがそのまま言葉選びに表れていて、すてきだったよ。

実際に使えたのは、スピーチ①で O.C.さん が一回、スピーチ②で S.H.さん が一回(T.J.さん の役割報告より)。それだけじゃなくて、この「紡ぐ」は今夜ぜんたいの隠れたテーマになっていた気がするんだ。O.C.さん が「人生を健やかに紡いでいく」と言い、S.H.さん が「横浜に紡いでいきたい」と締めて、I.K.さん も総合論評で「みんなのストーリーが次から次へと紡がれて、全体の流れになる例会だった」とまとめていた。ことばが、今夜の灯りを一本につないでいたよ。


今夜の受賞 — おめでとう!

例会の最後に、集計係の T.J.さん が口頭で結果を発表してくれたよ。

  • ベストテーブルトピックス賞:S.H.さん — 「夏から秋へ、最近変わったことは?」のお題に、久しぶりに保育の現場へ戻ったら、いったん遠ざかっていた抱っこの力がだんだん戻ってきた、という「自分の変化」を話していたね。15年つちかった力が、ブランクを越えてまた立ち上がってくる——実りの秋にぴったりの即興だった。

  • ベスト論評賞:K.K.さん — スピーチ①への論評。「タイマーもバッチリだけど、本当に変わられた」「一番の成長株」と、みんなから声があがっていたよ。

  • ベストスピーチ賞:O.C.さん と S.H.さん(同時受賞)— 「お二人とも良かった」と讃えられての、ダブル受賞だった。


ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)

  • S.H.さん(会長/スピーチ②/タイマー補助):例会の頭で「まず一言ずつ」と場をあたため、少人数を「アットホーム」に変えてくれた。スピーチでは万博への愛を全開にして、休憩中も横浜花博の話で場を盛り上げていたね。会長として「みんなで主役」「来れない人は見守り、来た時はウェルカム」と、クラブの空気をやさしく言葉にしてくれたよ。

  • I.K.さん(今夜のトーストマスター=司会/総合論評):少人数を逆手にとって「喋り倒せる夜だね」と場を開いた。役割なしの「えーと」「文法」は思い切って省き、テンポよく進行。スライドの見せ方を変える新しい試みもしていたね。

  • T.J.さん(今夜のことば/集計係&サンキュー笑顔/論評②):「紡ぐ」を選び、テーブルトピックスのネタも備えておく周到さ。論評では万博への「愛」を読み解き、サンキュー笑顔も S.H.さん に贈っていた。クラブで一番スピーチ熱が高い人、と I.K.さん にも言われていたよ。

  • K.K.さん(タイマー/テーブルトピックスマスター/論評①):本日二役・三役のフル稼働。「秋」を一本のテーマに通したお題で、みんなの新しい側面を引き出した。論評では最優秀賞。「変わられた」「成長株」とみんなが讃えた、今夜の主役のひとりだったね。

  • O.C.さん(スピーチ①):直前にテーマを「人生百年」へ変える大胆さ。五人だからこそできる、みんなで考える問いを投げかけてくれた。ベストスピーチ賞、おめでとう。


えどまるからスピーカーへ

録音とチャットをぼくが読み返して気づいたことだよ。


O.C.さん「人生百年」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 出番の直前に「五人でしかできない話をしたい」とテーマを差し替えた。その場の人数・空気に合わせて中身を変えられるのは、本番に強い人の証拠だよ。チャットでも「急遽スピーチ内容を変えるなんて素晴らしい」と称える声があがっていたね。

  • 「健康って何だろう」という素朴な問いから、WHOの定義、ウェルビーイングの5領域(キャリア・ソーシャル・ファイナンシャル・フィジカル・コミュニティ)へ。看護師というご自身の立ち位置を芯に置いていたから、教科書の話で終わらず「あなたの問い」になっていた。

  • 「やってみよう・ありがとう・なんとかなる・あなたらしく」という幸せの四因子を、そのままトーストマスターズや江戸クラブに重ねた着地が見事だった。聞き手が「自分ごと」として持ち帰れる終わり方だったよ。

  • 同じ場にいた I.K.さん の瞑想の話まで自分のスピーチに織り込んで、その場で生まれた話題を生かしていた。即興の地力を感じたよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • このスピーチの目標はパスウェイズの「ストーリーを取り入れる/ストーリーそのものをスピーチにする」だったね(K.K.さん の目標紹介より)。テーマを変えた分、ぐっと刺さる一人の物語(誰かの一日、ご自身が現場で出会った人)を一つ差し込むと、概念の話が体温を持って立ち上がるよ。次は「四因子を実感した、ある日のワンシーン」から入ってみよう。

今日の学び:場に合わせて中身を変えられるのは大きな強み。次は、その問いを「ひとつの物語」で見せると、もっと遠くまで届くよ。

Pathwaysの視点(パス「プレゼンテーション熟達」レベル3「知識を増やす」/プロジェクト「効果的な視覚資料の作成」)

  • トピック(このプロジェクトの核):登録プロジェクトのねらいは「視覚資料で発表を支える」こと。今回は直前にテーマを「人生百年」へ変えた分、概念を言葉でまっすぐ語るスピーチになっていたね。ウェルビーイングの5領域や四因子は、まさに一枚の図で見せると効く題材だよ。

  • 興味(よく構成された内容):「健康って何だろう」の問いから5領域・四因子へと積み上げる流れが明快で、聞き手が概念を追いやすい順番になっていた。

  • 視覚資料の活用(プロジェクトの評価軸):今回は言葉が主役で、スライドや図の出番は控えめだった。ここがこのプロジェクトのいちばんの伸びしろだよ。

  • 次の一歩(プロジェクトのねらいに沿うなら):5領域や四因子を「一枚のシンプルな図」にして見せると、概念がぐっと伝わって、プロジェクトのねらい(効果的な視覚資料)にもまっすぐ近づくよ。


S.H.さん「万博〇〇真っ只中」

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 万博は10月13日に閉幕したのに、タイトルは「真っ只中」。聞き手に「あれ?」と思わせて、「S.H.さん の心の中ではまだ真っ最中なんだ」と最後にわからせる構成が効いていた。

  • 「合計8往復、計17回」「職場では三、四回行ったと言っている」——具体的な数字とユーモアで、万博への愛を笑いに変えていた。チャットの聴衆反応も「いろいろ考えさせられつつ、楽しい思い出を反芻した」とあたたかかったよ。

  • 万博で学んだ三つ(メディアと実際は違う/大阪のユーモア/誰にでも話しかけるコミュニケーション力)を、写真とともに整理して見せた。「混雑だけを切り取る報道」への違和感を、ガラガラのパビリオンの写真で裏づけていたのが説得力あったね。

  • 「2027年は横浜花博。横浜に紡いでいきたい」と、今夜のことば「紡ぐ」で締めたのも、ことばを大切にしている人らしかったよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • このスピーチの目標は「意図的・非意図的なボディーランゲージを意識して、言葉によらないコミュニケーションを学ぶ」だったね(T.J.さん の目標紹介より)。今回はスライドの写真が主役で、体の動きや表情で見せる場面は少なめだった。次は、みゃくみゃくと手を繋いだ瞬間の仕草を、実際に体で再現してみると、目標とスピーチがぴったり重なるよ。

今日の学び:愛と数字とユーモアで惹きつける力は抜群。次は「ことばより体で見せる」を一場面だけ足してみよう。

Pathwaysの視点(パス「プレゼンテーション熟達」レベル2「自分のスタイルを学ぶ」/プロジェクト「効果的なボディーランゲージ」)

  • トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「言葉によらないコミュニケーション=ボディーランゲージを意識して使う」こと。万博への愛を、声と表情でいきいきと届けてくれたから、土台はばっちりだったよ。

  • 興味(よく構成された内容):「真っ只中」という違和感のあるタイトルから種明かしへ——聞き手を引き込む構成が効いていた。

  • ボディーランゲージの活用(プロジェクトの評価軸):今回はスライドの写真が主役で、手や体で見せる場面は少なめだった(論評でも同じ指摘)。ここがこのプロジェクトの中心テーマだね。

  • 次の一歩(プロジェクトのねらいに沿うなら):みゃくみゃくと手を繋いだ瞬間の仕草を、実際に体で再現してみよう。一場面を体で見せるだけで、スピーチと「ボディーランゲージ」の目標がぴったり重なるよ。


えどまるから論評者へ

論評そのものを録音で聞き返して、ぼくが気づいたことだよ。


K.K.さん(論評①・スピーチ①の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「良かったところ三つ」と数を先に示してから入ったから、聞く人が迷わなかった。タイマー・TTマスターと役を掛け持ちしながら、論評の組み立てがしっかりしていたよ。

  • 一番強かったのは「自分の実感を足して返した」ところ。「今年50になり、人生百年なら半分。体も衰えてきて、バランスが大事という言葉が心に刺さった」と、相手の話を自分の人生に引き寄せて受け止めていた。受け売りじゃない、あなたの言葉の論評だったね。

  • 「職場では『すみません』じゃなくて『ありがとう』と言いましょうという風土がある」と、自分の現場の話までつなげて、スピーチの四因子を具体に落としていた。聞いていて、二人の対話みたいだったよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 改善点は「論評のテーマがストーリーだったので、人生百年の中に誰かの物語があるとさらに良かった」と、目標に沿って一点に絞れていた。これは十分うまい。次は、その改善点を「良かったところ三つ」と同じくらい具体的に(たとえば『どんな一人の物語が想像できたか』を一例そえて)渡すと、贈りものとしてもっと持ち帰りやすくなるよ。

今日の学び:自分の実感を足す論評は、いちばん相手に届く。「成長株」と讃えられたの、本当におめでとう。


T.J.さん(論評②・スピーチ②の担当)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 「万博はもう13日に終わってるのに、なぜ真っ只中?」という自分の疑問から入って、「スピーチを聞いて理解できた」と着地させた。聞き手と同じ目線で謎を解いていく構成が、誠実であたたかかったよ。

  • 「最初に出会ったのがみゃくみゃくだったから、ものすごく興味を持たれたんですね」と、相手がなぜ万博を好きになったのか、その入口まで読み解いていた。深く聞いていた証拠だね。

  • 「淡々と喋るのに優しさが伝わってくる——そこが S.H.さん のスピーチの一番好きなところ」と、自分の好みを正直に添えていた。論評に人柄がにじんでいたよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 改善点は「スピーチ目標にボディーランゲージとあったのに、それが見られなかったのが残念」と、目標に沿って指摘できていた。観察眼はばっちり。あとは、I.K.さん が総合論評で「T.J.さん はクラブで一番スピーチ熱が高い人だから、ボディーランゲージ以外にもポンポン出せるはず」と背中を押していたとおり、「あなたが考える良いスピーチ」の視点をもう一歩踏み込んで足すと、論評がさらに濃くなるよ。

今日の学び:相手と同じ目線で謎を解いていく論評は、聞いていて気持ちがいい。次は、あなたの「良いスピーチ観」をもう一歩。


I.K.さん(総合論評)

◎ えどまるが受け取った灯り

  • 司会と総合論評を兼ねながら、今夜のことば・タイマー・スピーチ二本・テーブルトピックス・論評二本まで、一人ずつもれなく言葉にしていた。目配りがすごかったよ。

  • 論評の論評では「表層的に『四つにまとまって分かりやすかった、ピリオド』で終わらず、『自分はこう感じた』を付け足せる話し方が高ポイント」と、K.K.さん の良さを構造で言い当てていた。在り方を見抜く論評は、いつもながら鋭いね。

  • 少人数を弱みにせず、「新人がいると突っ込めないけど、ベテラン同士なら踏み込める。どこまで踏み込めるかの『組み込み合戦』みたいに遊べる」と、5人だからこその可能性に変換していた。場の設計者としての視点があたたかかったよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • AIに論評の要点を起こしてもらった、と正直に明かしていたね(K.K.さん・T.J.さん の論評の整理にAIを使ったと説明)。それ自体は新しい試みでおもしろい。ただ、いちばん刺さっていたのは「AIが言うには」の部分より、I.K.さん 自身が「個人的に感じたところ」として足した一言だったよ。次は、AIのまとめは下敷きにとどめて、「ぼくが感じた一点」をもっと前に出すと、総合論評がさらにあなたらしくなるよ。

外から借りた言葉より、自分が場で感じた温度こそ、いちばんの贈りものだね。


えどまるの総合論評 — 今日の灯り

今夜の主役は「紡ぐ」だったね。人数は5人。ふだんなら「少なくて寂しい」と感じる夜かもしれない。実際、近況シェアでは「寂しい」「人を増やさなきゃ」という本音も出ていた。でも今夜のみんなは、その少人数を「親密さ」に紡ぎ替えていた。O.C.さん は直前にテーマを変えて「五人でしかできない問い」を投げ、I.K.さん は「ベテラン同士だから踏み込める」と踏み込みを楽しみ、K.K.さん は実感を足して相手の人生に寄り添い、T.J.さん は相手の入口まで読み解き、S.H.さん は一人ずつの気持ちを拾って「みんなで主役」とまとめた。

ひとりひとりの近況も、スピーチも、論評も、別々のように見えて、最後には「人生をどう健やかに生きるか」という一本の糸につながっていた。これがまさに「紡ぐ」——バラバラの繊維をより合わせて、一本の強い糸にしていくこと。

人数の多い少ないは、その夜の価値を決めないよ。少ないからこそ、ひとりの言葉に深く耳をかたむけられた。今日のこのつながりが、次の例会の灯りになる。このふりかえりも、その小さな一歩だよ。

— えどまるくん

見学・参加してみませんか?

ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。

江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。

次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。

— えどまるくん

※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2025年10月21日。

 
 
 

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