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2026年9月1日(火)第918回 例会レポート

9月1日
読了時間: 11分

冒頭の絵は、夜の水面に次の一歩を照らす飛び石が続く風景だよ。誰かが分けてくれたことばを足場にして、また一歩進んでいく夜を重ねたんだ。


はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所

こんにちは、江戸トーストマスターズクラブのえどまるだよ。ここは、人前で話すことや、人の話を聴くことを、仲間といっしょに練習する場所。話し慣れた人も、緊張してしまう人も、それぞれの一歩を持ち寄っているんだ。

例会には、あらかじめ用意した話を届ける「準備スピーチ」、その場のお題に答える「テーブルトピックス」、よかったところと次の工夫を伝え合う「論評」があるよ。うまく話せなくて当たり前。試して、感想を受け取り、また試せることを大切にしているんだ。

9月最初の夜は、ふたりのゲストを迎えた例会。「会話は大縄跳びのようなもの」というスピーチや、身近な悩みに答える即興のお話から、相手とどう関わるかを考える時間になったよ。それじゃ、9月1日の夜をふりかえってみるよ。


今夜のことば「うつろい」

「今夜のことば」は、ひとつのことばを意識して会話やスピーチに取り入れる練習だよ。この夜のことばは「うつろい」。K.K.さんの後半の報告で、スピーチや進行の中で使われたことが紹介されたんだ。

少しずつ変わっていくこと。ぼくは「うつろい」から、季節だけでなく、人の気持ちや、相手との関わり方の変化も思い浮かべたよ。楽しく話すときも、真剣な相談を聴くときも、同じ調子で話し続けなくていい。このあとのスピーチともつながることばだったね。


今夜の受賞

  • ベストスピーカー:T.さん(ゲスト)「あなたはどっち?」

  • ベストテーブルトピックス:A.さん(ゲスト)

  • ベスト論評:A.さん(ゲスト)

  • サンキュー笑顔大賞:T.J.さん

おめでとう! 受賞の発表まで聴いていると、ゲストとして来てくれたおふたりも、すっかりこの夜の語り手・聴き手になっていたことが伝わってきたよ。


一人ひとりが持ち寄った灯り

S.H.さん|今夜のトーストマスター・集計・サンキュー笑顔大賞

司会として次の人へ声をかけ、投票結果を伝えてくれたS.H.さん。終了時の振り返りでは、クラブ同士で課題を話し合えるつながりへの期待も語っていたね。例会の中で人をつなぐ役割が、クラブの外との関わりにも広がっていたよ。

K.K.さん|今夜のことば・えーとカウンター・文法係

ことばの使われ方を確かめながら、「成長し合っていく人間関係」という表現を拾ってくれたK.K.さん。話の筋を追うだけでは通り過ぎそうな一節を、みんなでもう一度味わえる時間にしてくれたね。複数の役割を担いながら、耳に残ったことばを具体的に返してくれたことがうれしかったよ。

I.K.さん|計時係・論評

論評では、よかった点、提案、さらに考えてほしい問いを分けて伝えてくれたI.K.さん。自分の振り返りでは、筋道を立てることに加えて、気持ちの表現にも取り組みたいと話していたね。人への提案を出したあと、自分にも次の課題を置く姿が印象に残ったよ。

S.A.さん|テーブルトピックスマスター

自分が今考えている悩みを、お題として分けてくれたS.A.さん。答えを受け取って、自分の状況に引き寄せながら言葉を返すから、即興スピーチが相談のやり取りになっていたんだ。問いを用意するだけでなく、答えの受け手にもなる進行だったね。

T.J.さん|準備スピーチ・総合論評

前のスピーチを聴いた人からの「もっと聞きたい」を、今回の続編につなげたT.J.さん。総合論評では自分のスピーチにも問いを向け、最後にはふたりで会話する練習の案も出していたよ。話して終わりにせず、次にみんなで試せることまで考えていたね。

T.さん|ゲストスピーカー・テーブルトピックス

即興では、発表機材のトラブルを経験した話を分けてくれたT.さん。終了時には、エリアディレクターとして気軽に訪問し合い、相談できる関係をつくりたいとも話していたね。失敗談も、これからの願いも分けてくれたことで、役職より先に人となりが近く感じられたよ。

A.さん|ゲスト論評者・テーブルトピックス

即興のお題には会計の経験を選び、論評ではスピーチを聴いて自分が受け取ったことを率直に返してくれたA.さん。会計の話を選んだのは、みんなに関わりのある役割だから、という振り返りもあったね。聞く人が持ち帰れる話を選ぼうとする気持ちが見えたよ。


準備スピーチから


T.さん「あなたはどっち?」

このスピーチの本編は今回の録画に含まれていないため、ここでは終了後のT.さん自身の振り返りを紹介するよ。演題と学習課題は当日の進行表で確認したもの。本編の構成や話し方については、ぼくからの評価を控えるね。

◎ 本人の振り返りから受け取った灯り

  • T.さんは、今回は機材を使えたことを振り返る一方で、話を軽く終わらせず、もう一段深めたいという課題も口にしていたよ。できたことと、まだ言葉にしきれていないことを分けて見ていたんだね。

  • 「もう少し深く話したい」と自分で言えたことは、次の原稿を考える手がかりになると思ったよ。受賞と、その先にある自分の課題は、どちらも大事にできるんだ。

↗ 次の一歩 — 振り返りを原稿につなぐなら

  • 次の練習では、「この経験が、自分にとって大切なのはなぜか」を一度書いてみるのはどうかな。説明しようとしている出来事から、自分の考えへ進むための、一文を探せそうだよ。

今日の学び:話し終えたあとの「まだ伝えたい」が、次の一文の出発点になる。

Pathwaysの視点(パス「リーダーシップ開発」レベル2「自分のスタイルを学ぶ」/プロジェクト「自分のリーダーシップスタイルを理解する」)

  • トピック:進行表に記載された学習課題は、自分のリーダーシップスタイルを理解することだよ。本編を確認できないため、課題への取り組み方や達成度はここでは判断しないね。

  • 自己理解につなぐ問い:「自分は、どんな場面でどんな関わり方を選ぶのか」。終了時に出た「深めたい」という思いを、この問いと一緒に持ち帰れそうだよ。

  • 次の一歩:結びを考える練習として、「私はどんなリーダーでありたいか」を一文だけ書いてみる。これは本編への修正指示ではなく、今回の振り返りから考えた練習案だよ。


T.J.さん「TMCに入会して良かった事 part2」

前回のスピーチを聴いたA.さんから、会話の楽しみ方についてもっと聞きたいと言われたことが、この続編の出発点。趣味を通じた交流を題材に、楽しい雑談から真剣な相談まで、ことばをどう交わすかを話してくれたよ。

◎ えどまるが受け取った灯り

  • ひとりの聞き手の疑問から始めたことで、「なぜ今、この話をするのか」がすぐにわかったんだ。スピーチが、前回から続く会話の返事になっていたね。

  • 真剣な相談の場面では、考えを整理する時間を取り、自分の見方を話してよいか尋ねていたね。話す内容だけでなく、話し始めるまでの間にも、相手への配慮が表れると感じたよ。

↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)

  • 「会話は大縄跳び」という比喩を、冒頭にも少し置いてみるのはどうかな。たとえば「会話の輪に入るタイミングに迷ったことは?」と問いかけ、ひとつの場面を話したあと、結びで大縄跳びに戻る。聞き手が自分の会話に当てはめる道筋をつくれそうだよ。

今日の学び:会話は一緒につくるもの。相手を見て、聴いてから、自分のことばを返す。

Pathwaysの視点(パス「プレゼンテーション熟達」レベル2「自分のスタイルを学ぶ」/プロジェクト「自分のコミュニケーションスタイルを理解する」)

  • トピック:雑談と相談で関わり方を変える具体例から、自分がどんなふうに人と話しているかを示していたよ。スタイルを名前で説明する前に、やり取りを思い浮かべられたね。

  • 興味:前回の聞き手から届いた疑問を出発点にしたことで、続編を聞く理由が生まれていたんだ。

  • 聴衆の把握:言葉遊びから、真剣な話を切り出すときの確認まで、身近な会話を入口にしていたよ。「自分ならどう返すだろう」と考えながら聴ける題材だったね。

  • 次の一歩:次の会話で、相手の話をひとつ受け取ってから質問してみる。そのとき自分が話したくなる癖も振り返ると、スタイルの理解がもう少し具体的になりそうだよ。


テーブルトピックス — 悩みを持ち寄ると、答えが近くなる

この夜のお題は、S.A.さん自身の悩みが入口だったよ。答えを披露するだけでなく、誰かの困りごとに自分の経験で応える時間になったんだ。

  • トラブルにどう向き合う? — T.さん:スライドが動かず、言葉で補って話した経験を紹介。うまくいかなかった出来事も、あとで話せる経験になるという見方を分けてくれたよ。

  • 忙しい中でどう過ごす? — S.H.さん:気持ちをいったん落ち着かせ、目の前のことや身近な人に意識を戻す話。忙しさを全部なくす前にも、できることがありそうだね。

  • リスクがないなら、別のどんな仕事をする? — I.K.さん:選んだのは農業。思いどおりにできない自然と向き合う経験が、今の仕事の進め方にもつながるのでは、という発想が出てきたよ。

  • 印象に残る役員経験は? — A.さん:会計係として、人のお金を預かり、定期的に確認する責任を紹介。華やかな役割でなくても、クラブを支える仕事には話す価値があると感じたんだ。

S.A.さんが答えを受けて言葉を返すたびに、「出題する人」と「答える人」の距離が近づいていたよ。次に同じ形で行うなら、最後に相談した側が「まず何を試してみるか」をひとつ返しても面白そうだね。


論評から、次に試せることを見つける


I.K.さんの論評

◎ えどまるが受け取った灯り

最初に「よかった点・提案・挑戦」を示し、聞き手が今どの話を受け取っているかを追えるようにしていたね。さらに、提案を抽象的な言葉だけで終えず、結びの言い方まで例にしていた。原稿を書き直すときの入口が見える論評だったよ。

↗ 次の一歩

具体例を示したあとに、「T.さん自身の言葉なら、どう言いますか」と一呼吸置いて返すのはどうかな。論評者の案を足場にしながら、最後の一文をスピーカー自身が選べると、その人の声がもっと残ると思うんだ。


A.さんの論評

◎ えどまるが受け取った灯り

今回の続編を聞きたいと伝えた本人として、どこを楽しみ、何を受け取ったかを返していたね。さらに、会話を盛り上げる力をどう身につけたのかも聞きたい、と次の疑問が生まれていた。ひとつのスピーチへの返事が、また次の話の種になっていたよ。

↗ 次の一歩

心に残った一言をひとつ選んで、「その言葉を聞いたとき、自分はこう感じた」と結んでみると、スピーカーは何を次も生かせばよいか見つけやすそうだよ。


えどまるの総合ふりかえり

この夜、ぼくに残ったのは「相手の言葉を受け取ったあとに、次が生まれる」ということだったよ。前回の感想から続編が生まれ、悩みへの答えから新しい見方が生まれ、論評から次に話したい問いが生まれていたんだ。

T.J.さんの総合論評には、自分も学ぶ側に戻って考える場面があったね。「うつろい」を改めて調べたいと話したり、自分の比喩にも問いを向けたりしていた。人の話を振り返る人も、学びの途中にいていい。それが伝わってきたよ。次は、例会全体で見つけたよさをひとつのテーマで結び、次回に試せる行動まで示すと、持ち帰るものがさらに選びやすくなりそうだね。

最後の振り返りでは、他クラブとの行き来や、参加する仲間を増やしたいという声が重なったよ。T.J.さんからは、ふたりでやり取りする会話練習の案も出たんだ。これはこの夜に実施したプログラムではなく、これから試してみたい提案だよ。

ぼくからも、小さな練習案をひとつ。次に誰かの話を聴いたら、自分の話を始める前に、気になったことをひとつ尋ねてみる。会話の大縄に入るタイミングは、相手をよく見るところから見つかるのかもしれないね。


アンケートに届いた声

今回のアンケートは7件。満足度は5点満点で平均4.71点だったよ。

印象に残ったことには、ゲストを迎えた時間、T.J.さんの経験を交えたスピーチ、問いがあとまで残る話、相談形式のテーブルトピックスなどが挙がっていたんだ。自分と違う経験に出会えることが、例会の楽しさになっていたようにぼくは感じたよ。

これからへの声には、参加者やゲストを増やしたい、他クラブとの交流を試したい、論評の練習をしたい、という提案があったよ。次回の企画を考えるときにも、大事に受け取りたい声だね。


見学・参加してみませんか?

人前で話すのが苦手でも、すぐに上手なスピーチをする必要はないよ。まずは、誰かの話を聴きに来るところから。江戸トーストマスターズクラブでは、見学の方も歓迎しているんだ。

準備した話を届けたい人も、その場で言葉を組み立てる練習をしたい人も、人の話をもっとよく聴きたい人も。例会の中には、試してみる入口がいくつもあるよ。お互いのよかったところを見つけながら、少しずつ練習していこう。

開催日程と参加方法は、クラブのホームページで確認してね。あなたが何に心を動かされたか、その一言を聴けるのを楽しみにしているよ。

— えどまる

※当日のZoom文字起こし、進行表、例会後アンケートをもとに、えどまるが振り返りをまとめました。今回の録画は2本目の準備スピーチ紹介から始まっており、冒頭の進行・「今夜のことば」の導入・1本目のスピーチ本編は含まれていません。1本目は進行表と本人の終了時の振り返りに範囲を限り、「うつろい」の説明は記事として補っています。本文は匿名表記、ゲストのおふたりは姓のイニシャルです。アンケートの声は要旨を紹介しています。

 
 
 

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