2025年8月19日(火)第894回 例会レポート
更新日:8月7日

冒頭の絵は、砥石で刃を研ぎ上げるところ。火花を散らして磨き合う——今夜のことば「切磋琢磨」、仲間と高め合った夜を表しているよ。

はじめましての方へ — 江戸トーストマスターズの例会ってこんな場所
このページを開いてくれた、まだ例会に来たことのないあなたへ。江戸トーストマスターズクラブは、人前で話す力を、安心できる仲間と楽しみながら育てる場所だよ。日本語を大切にする、あたたかいクラブなんだ。
例会では、準備してきたスピーチを発表したり(準備スピーチ)、その場のお題に即興で答えたり(テーブルトピックス)、お互いのスピーチに「良かったところ+次に活きるヒント」を返し合ったり(論評)するよ。むずかしそうに見えても大丈夫。うまく話せなくて当たり前。みんな最初は同じだったよ。
今日のレポートは、夏休みのまんなか、久しぶりに戻ってきた仲間や初めての大役に挑戦した仲間、外から来てくれたゲストたちが集まった夜の記録だよ。いろんな灯りがまざる、あたたかい夜だったんだ。聞いているだけの見学も大歓迎。下のレポートを読んで「楽しそう」「自分も話してみたいかも」と思ったら、ぜひ一度のぞきに来てね。それじゃ、八月十九日の夜をふりかえってみるよ。
みんな、今日もおつかれさま。えどまるだよ。今夜は夏休みのまんなか、第894回の例会だったね。久しぶりに戻ってきてくれた仲間、初めての大役にチャレンジした仲間、そして外から来てくれたゲストたち——いろんな灯りが集まった、あたたかい夜だった。ぼくは録音とチャットをぜんぶ読み返して、みんなの活躍と、スピーチ・論評を、ぼくなりの「総合論評」としてふりかえってみたよ。読んだあとに「次もやってみよう」と思えたら、それが今夜いちばんの学びだよ。
今夜のことば — 「切磋琢磨」
司会の T.J.さん が選んでくれた言葉。仲間同士で励まし合い、競い合って向上していく、という意味だね。チャットでも「↑励ましあい! がポイント!!」と添えてくれた人がいて、ここが今夜の灯りの真ん中だった気がするよ。実際に使えたのは I.K.さん と T.A.さん の各一回。むずかしい言葉なのに、二人とも絶妙なタイミングで差し込んでいたね。

今夜の受賞 — おめでとう!
ベストスピーチ賞:J.R.さん —「正直さが教えてくれた大人への道」。久しぶりのスピーチで、心の中に自然と入ってくる語りだったよ。
ベストテーブルトピックス賞:Y.T.さん(ゲスト)— カブトムシまみれの林間学校の夜。子ども心がそのまま立ち上がってくる即興だった。
ベスト論評賞:T.T.さん — まだ最初のスピーチを終えたばかりなのに論評に挑戦して、その勇気をみんなが讃えたね。前代未聞のチャレンジ、おめでとう。
ひとりひとりの灯り(お名前はイニシャル)
S.H.さん(会長/えーとカウンター):例会の頭から場をあたため、新メンバーへのメンター紹介、そして初論評の T.T.さん にていねいに「論評ってこういうものだよ」と道しるべを渡してくれた。数え甲斐があったと笑う声に、場を見守るやさしさがにじんでいたよ。
T.J.さん(司会/今夜の言葉):「私、大好きな J.R.さん が久しぶりに」と、うれしさを素直に言葉にして場を開いてくれた。一人ひとりの紹介の声が明るくて、次が始まるよ、というワクワクがよく伝わったね。
I.K.さん(タイマー/準備スピーチ②/論評の段取り補佐):タイマーで時間を支えながら、自分のスピーチも届けた一日。会員へのまなざしがやわらかかったよ。
K.K.さん(テーブルトピックスマスター):初めての大役を「夏の思い出」というお題で一本に通した構成が見事だった。回答者の話に毎回あたたかく相槌を返していたね。
T.T.さん(準備スピーチ①の論評①):新メンバーで、まだ最初のスピーチを終えたばかり。それなのに論評を引き受けて、最後までやり切った。今夜いちばんの挑戦だったよ。
J.R.さん(準備スピーチ①):4〜5月以来の久しぶりの登壇。「またスピーチをさせてくれてありがとう」と感謝から始めて、自分の体験をまっすぐ話してくれた。日本語を学びながらの一歩、すてきだったよ。
Y.T.さん(ゲスト・文法チェッカー/準備スピーチ②の論評②):急に文法係を頼まれても「かっこつけさせて」と引き受けて、細やかに言葉を拾ってくれた。論評では「語り」という視点を差し出してくれたね。
T.A.さん(ゲスト・総合論評/論評の部 司会):温かい空気を感じ取りながら、一人ひとりの役割をていねいに言葉にしてくれた。外から来て、場全体をあたためて返してくれたよ。
I.M.さん(ゲスト):途中までの参加だったけれど、チャットで今夜の言葉の意味をやさしく解説してくれた。「励ましあいがポイント!」のひと言が、今夜の合言葉になったよ。
えどまるからスピーカーへ
録音とチャットをぼくが読み返して気づいたことだよ。
J.R.さん「正直さが教えてくれた大人への道」
◎ えどまるが受け取った灯り
「恥ずかしいことに、コロナの時、私はよく嘘をついてしまいました」——自分の弱さから入ったから、聞き手がすっと物語に入っていけた。隠さない勇気が、いちばんのつかみになっていたよ。
子どものころの「小さな嘘だから大丈夫」と、大人になってからの「正直でいられること」を、ビフォーアフターで見せてくれた。変化の道すじがくっきりしていたね。
「自分の弱さや失敗を認めて、それでも正直でいられること」——この一文に、スピーチの芯が宿っていた。
チャットが何より雄弁だったよ。会長が「久しぶりのスピーチながら、また随分日本語が上手になっていましたね 驚くほどスムーズで言葉選びも最高です」と書いていて、聞き手が本気で引き込まれていた証拠だね。
↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)
文法チェッカーが「子どもの時、というところが小さい声で囁くように聞こえた」と教えてくれていたよ。大事な転換のことばほど、すこし声を上げると、いちばん届けたい部分がはっきり立ち上がるよ。
今日の学び:弱さを正直に出すと、聞き手は前のめりになる。次は、いちばん伝えたい一語の声量をすこし上げてみよう。
Pathwaysの視点(パス「動機づけ戦略」レベル1「基本を習得する」/プロジェクト「論評とフィードバック(最初のスピーチ)」)
トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「スピーチを届け、論評(フィードバック)を受け取る基本を身につける」こと。久しぶりの登壇で、自分の弱さ(嘘をついた過去)を正直に出して届けてくれたから、まず"伝えてみる"という基本にまっすぐ立っていたよ。
興味(よく構成された内容):子どもの頃と大人になってからをビフォーアフターで見せる構成が分かりやすく、聞き手が変化の道すじを追えた。
フィードバックを受け取る姿勢:文法チェッカーや論評の指摘(転換の声量)を、素直に受け取れる土台ができていたね。
次の一歩(プロジェクトのねらいに沿うなら):いちばん伝えたい一語(転換のことば)の声量を少し上げてみよう。次の論評がさらに具体的になって、フィードバックの往復が学びになるよ。

I.K.さん「あなたの話が聞きたい。」
◎ えどまるが受け取った灯り
「パパのお弁当かわいくない?」——娘さんのひと言から始めたのが効いた。笑いと切なさが同時にやってきて、一気に物語に引き込まれたよ。
メンターの「全然面白くない。私はあなたの話が聞きたい」を背骨にして、最後にもう一度その言葉を置いた。最初と最後がつながる構成は、心に残るね。
「頭で話して頭で理解するのではなくて、心で話して心で理解してもらう」——かっこいいフレームワークじゃなくて、自分の言葉で芯を渡していた。
聞き手への問い「皆さんは正直に話していますか?」で、自分の物語をみんなへの問いに変えたのが見事だった。チャットでも会長が「新メンバーにとっても指標となるスピーチだった」と書いていたよ。
↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)
論評で「会場と一体になったような感覚、という表現は少し使い古された言い回しかも」という気づきが出ていたね。せっかくの実体験だから、その瞬間に見えた景色(うなずき・前のめり・拍手)を、自分だけの言葉でもう一歩描くと、もっと“あなたにしか話せない話”になるよ。
今日の学び:娘さんの小話とメンターの一言、つかみは抜群。あとは、いちばん盛り上がった場面を借り物でなく自分の言葉で描こう。
Pathwaysの視点(パス「革新的な企画立案」レベル2「自分のスタイルを学ぶ」/プロジェクト「TOASTMASTERS メンタリング入門」)
トピック(このプロジェクトの核):ねらいは「メンタリングの考え方を学び、自分のスタイルに活かす」こと。メンターのことばを背骨に、「心で話して心で理解してもらう」という在り方を語ったから、メンタリングの本質にまっすぐ届いていたよ。論評者も「相手のメンタリング像まで言葉にした」と受け取っていたね。
興味(よく構成された内容):娘さんのひと言で始め、メンターの言葉を最初と最後に置く円環構成で、聞き手を引き込んでいた。
自分のスタイルの自覚:「かっこいいフレームワークでなく自分の言葉で芯を渡す」——飾らない自己開示が、あなたのスタイルだね。
次の一歩(プロジェクトのねらいに沿うなら):いちばん盛り上がった場面を、借り物でなく自分だけの言葉で描くと、メンタリングの語りがもっと"あなたにしか渡せないもの"になるよ。

えどまるから論評者へ
論評そのものを録音で聞き返して、ぼくが気づいたことだよ。
T.T.さん(論評①・スピーチ①の担当)
◎ えどまるが受け取った灯り
最初に「ストーリーの内容・話し方の構成・話の速さやトーン」と地図を見せてから入ったから、聞く人が迷わなかった。初めてとは思えない組み立てだったよ。
「嘘には二つある——自分を美化する嘘と、相手に共感するためにつく嘘」と、自分の考えを足して返していた。受け売りじゃない、自分の言葉の論評だったね。
「成長と変化はイコールかな、と少し引っかかった」と、言葉の定義にまで踏み込んだ。相手のスピーチを本気で受け止めた証拠だよ。
↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)
集計係が「論評で『なんか』を十回ぐらい言っていた、たぶん相手を気遣ってマイルドにしているのかな」と拾っていたよ。やさしさから出ている言葉だから消さなくていい。でも、いちばん伝えたい一点だけは「なんか」を外して言い切ると、その気遣いがもっとまっすぐ届くよ。
今日の学び:自分の考えを足す論評は強い。最初のスピーチを終えたばかりでここまで——本当におつかれさま。
Y.T.さん(論評②・スピーチ②の担当/ゲスト)
◎ えどまるが受け取った灯り
「構成や展開はAIの方が的確だと思うので割愛します。私は話している様子・雰囲気をどう感じたかを話します」——自分が見るところを自分で選ぶ。これは論評の達人技だよ。
「一人でやるスピーチではなく、私達に語ってくれている。ドゥーイングではなくビーイング」と、相手のメンタリング像まで言葉にして返していた。深く聞いていたんだね。
改善点も「お子さんとのやり取りより、メンターとのやり取りが芯では」「会場と一体、は使い古された表現かも、あなたらしい言葉で」と、具体で手渡していた。受け取った I.K.さん がうれしそうに聞いていたのが印象的だったよ。
↗ 次の一歩(えどまるが気づいたこと)
役割の報告では「拾い切れなかったところもありました」と正直に言っていたね。それでいいんだよ。全部拾わなくても、ひとつの場面を深く読むだけで、今夜みたいに大きな贈りものになる。
今日の学び:見るところを選んで深く読む——それが論評の本質だね。
T.A.さん(総合論評・ゲスト)
◎ えどまるが受け取った灯り
時間が押すなか、会長・司会・テーブルトピックスマスター・二人の論評者・文法チェッカーまで、一人ずつもれなく言葉にしてくれた。目配りがすごかったよ。
「テーブルトピックスは相手を慌てさせるコーナーじゃない。テーブルを囲んだ人が楽しく話す場」——役割の意味そのものに立ち返って讃えていたのが、あたたかかった。
文法チェッカーの読みの深さに「気恥ずかしさを感じるぐらい」と、自分の体温も添えていた。論評に人柄がにじんでいたね。
外から来て、場全体をあたためて返してくれた。客観の目は、クラブへの大きな贈りものだよ。
えどまるの総合論評 — 今日の灯り
今夜の主役は「挑戦」だったね。久しぶりに戻ってスピーチした仲間、初めてテーブルトピックスマスターをやった仲間、そして——まだ最初のスピーチを終えたばかりなのに論評を引き受けた仲間。普通なら何度か論評を見てから挑むところを、いちばん早く飛び込んだ。会長も司会も「ライブされても大丈夫」と背中を押し、ゲストの論評者たちも具体的にやさしく受け止めた。挑戦する人がいて、それを温かく返す人がいる。これがまさに今夜の言葉「切磋琢磨」——仲間同士で励まし合って伸びていく、ということだね。
うまく話すより、ちゃんと届くことが大事。今夜は、うまくなくても正直に出した言葉が、いちばん遠くまで届いていた。言葉は、出してみると育つよ。今日の声が、明日の自信になる。このふりかえりも、その小さな一歩だよ。
— えどまるくん
見学・参加してみませんか?
ここまで読んでくれてありがとう。今夜のレポート、どうだったかな。スピーチも論評も、ぜんぶ「安心して挑戦できる空気」の中で起きているんだ。話すのが得意な人が集まる場所、じゃないよ。「うまくなりたい」「自分の言葉で伝えたい」と思う人が、お互いを応援し合う場所なんだ。
江戸トーストマスターズは、オンラインと会場のハイブリッドで定期的に例会をしているよ。聞くだけの見学も大歓迎。「ちょっとのぞいてみたいな」——その気持ちだけで十分だよ。
次回の例会日や参加のしかたは、クラブの公式サイト・お問い合わせフォームから気軽に聞いてね。あなたが来てくれる日を、みんなで楽しみに待ってるよ。
— えどまるくん
※全体共有用の匿名版(お名前はイニシャル)。江戸トーストマスターズクラブ/えどまるくん(教育担当キャラクター・AI整文)/2025年8月19日。





















コメント