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第872回 江戸トーストマスターズクラブ 通常例会レポート



今回の例会は、2024年11月5日(火)、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で行われ、14名が参加しました。会場にはゲストも数名訪れ、初参加の方も含めて活気のあるスタートとなりました。会長の温かい挨拶と、参加者同士の和やかな交流があふれ、リラックスした雰囲気が広がりました。


■準備スピーチ

2名のスピーカーがスピーチを披露し、それぞれの個性とテーマが光る内容でした。


1人目のスピーカーは「アサーティブな自分になる」というタイトルで、自分の思いを誠実かつ率直に伝えることの大切さについて熱心に語りました。スピーカーはドラえもんの「しずかちゃん」に例えながら、相手を尊重しつつ自己主張をする「アサーティブ」という考え方を紹介しました。ドラえもんの登場人物を巧みに用い、聴衆が親しみやすい形でスピーチを展開しました。


2人目のスピーカーは「自分の名前好きですか?」というテーマで、自分の名前にまつわる幼少期のコンプレックスと、それを克服するまでのエピソードを語りました。対話形式で、聴衆に語りかけるように進められるスピーチは温かみがあり、彼女が自己受容に至るまでの物語は感動的でした。聴衆の多くが彼女の成長を感じ取ることができる内容で、場内から共感の声が上がりました。


■テーブルトピックス(即興スピーチ)

テーブルトピックマスターは秋のテーマを多く取り入れ、参加者たちは「秋の記号」「思い出に残る飲み会」「長く続けていること」などについて語りました。とある参加者は、自身のピアノへの思いを熱く語り、皆が思わず拍手を送るほどの情熱を見せました。また、「名前にまつわるエピソード」なども取り上げられ、思い出話に場が温かくなり、活気あるセッションとなりました。


■論評・フィードバック

論評では、スピーカーに対して温かくも的確なアドバイスが提供されました。1人目のスピーカーには、早口で内容が詰まっていた点についての改善提案があり、ポイントを絞って伝えることの大切さが指摘されました。一方、2人目のスピーカーには、彼女の母親のエピソードが新鮮で、続編が期待される内容だったことが称賛されました。論評者の深い洞察力と愛のあるフィードバックが印象的で、クラブの温かい支え合いの文化が感じられました。


例会の締めくくりには、ベストスピーカー賞とベストテーブルトピックス賞が発表されました。ベストスピーカー賞は「自分の名前」にまつわるエピソードを語った2人目のスピーカーが受賞し、その感動的なスピーチに多くの拍手が送られました。また、ベストテーブルトピックス賞には、自身の飲み会の思い出を楽しく語った参加者が選ばれ、会場は笑いと感謝の雰囲気に包まれました。


「例会を通して、一人ひとりが成長し、支え合える場の温かさを感じました。皆さんもぜひ、トーストマスターズの例会に参加して、充実した時間と新しい発見を共有してみませんか?」

 

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