トーストマスターズクラブ合同例会レポート - 2024年10月15日
1. 導入
2024年10月15日、桃太郎トーストマスターズクラブと江戸トーストマスターズクラブの合同例会がオンラインで開催されました。参加者は17名、江戸クラブ会長の力強い開会の挨拶でスタートし、終始和やかで温かな雰囲気に包まれていました。
2. 準備スピーチ
4名のスピーカーが印象深いスピーチを披露しました。
江戸Tさん:初スピーチ(アイスブレーカー)「20年の独身生活 - 愛する息子たちに今伝えたいこと」
Tさんは、単身赴任社としての経験をユーモアを交えながら語り、息子たちへの思いや、結婚生活のアドバイスを温かく伝えました。会場は笑いと感動に包まれ、心温まる雰囲気が残りました。
桃太郎Nさん:「首都岡山」
「首都を岡山へ移転する」という斬新なプロジェクトをプレゼンしました。岡山の強みとして自然災害への耐性、優れた交通網、そして若い人材の豊富さをスライドで説明し、ユーモアあふれる自己批判も織り交ぜました。このプレゼンは、岡山と桃太郎クラブの魅力を効果的に伝えるものでした。
江戸Sさん:「ミドリの恩恵」
森林浴の効果について、大学の研究を引用しながら説明しました。森の中のマイナスイオンの効能を紹介し、登山から観葉植物の活用まで、実践的なアプローチを提案。明るく親しみやすい口調で、聴衆を惹きつけました。
桃太郎Mさん:「ドラえもんからの励まし」
5年間にわたる簿記取得の奮闘記を語りました。彼女は父親の学び続ける姿勢や、ドラえもんの「毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ」という言葉に支えられ、忙しい日々を乗り越え目標を達成。物語性豊かなスピーチは聴衆に感動と勇気を与えました。
3. テーブルトピックス(即興スピーチ)
テーブルトピックマスターの桃太郎Sさんが、興味深い質問を用意し、活気あふれるセッションを展開しました。
質問:「暑い秋ですが、どのように過ごしますか?」
桃太郎Iさん:美味しい秋の味覚を楽しみ、夜の涼しさと月夜を堪能したいと答えました。
質問:「体調が悪いとき、どのように過ごしますか?」
江戸Kさん:年齢による健康課題と運動のジレンマをユーモアたっぷりに語り、痛み止めを頼りに奮闘する自分に笑いを交えて話しました。
質問:「地元の特徴的な場所を教えてください。」
江戸Iさん:東京出身として、観光地にはいかないと答え、公園や銭湯巡りが好きと語りました。
質問:「言葉の違和感を感じる経験はありますか?」
江戸Nさん:アメリカ育ちの妹が使う独特な日本語や、「〇〇になってきた」という曖昧な表現に対する違和感をシェアしました。
4. 論評・フィードバック
各スピーカーに対し、論評者たちは的確かつ建設的なフィードバックを提供しました。
主なコメントの一部:
桃太郎Sさん:ストーリーテリングの巧みさを称賛し、現在の御本人の心境を盛り込むとさらに親近感が深まるとコメント。
江戸Oさん:視覚効果の使い方を評価し、オンラインでも見やすいスライドを提案。
桃太郎Oさん:声の抑揚を分析し、さらに感情を込めることでメッセージがより伝わるとアドバイス。
江戸Hさん:物語の構成を賞賛し、より誇張した演出を取り入れることで、さらに劇的でユーモラスな効果が得られると提案。
5. 全体の感想と表彰
合同例会は、笑いと学びに満ちた大成功でした。江戸Iさんがベストテーブルトピックススピーカー賞、桃太郎Sさんと桃太郎Oさんがベスト論評賞を受賞し、桃太郎Mさんがベストスピーカー賞を獲得しました。
2つのクラブが協力し合う形式は、異なる視点に触れる貴重な機会を提供し、参加者に新たな発見をもたらしました。お互いのクラブへの感謝を示し、今後も定期的にこのような交流を続けたいという話になりました。
最後に記念撮影と懇親会が行われ、参加者同士の交流が深まりました。
今回の合同例会は、新しいアイデアに満ちた学びの場となりました。次回の例会も多くの方の参加をお待ちしています。ぜひ皆さんも、この素晴らしいトーストマスターズの世界を体験してみませんか?
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