第743回例会報告
TMOEを務めたK城です。
本日は、響トーストマスターズクラブとの合同論評コンテストでした。
参加者は総勢17名(江戸クラブ9名、響クラブ8名)。合同例会でありながら論評コンテストという異例の例会ではありましたが、レベルの高い戦いが繰り広げられ、参加者全員が楽しめ、得るものが多い例会となりました。
ワークショップ
H澤さん「珠玉の論評から振り返るスピーチの本質」
論評コンテストに先立ち、ワークショップを行いました。
H澤さんが昨年のスピーチコンテストでファイナリストに勝ち上がった経験を振り返って、どのような論評、スピーチを目指すべきなのか見解を語るワークショップでした。
自分らしさ、自分の強みを見抜き、磨き上げることを忘れないという、珠玉のメッセージが伝わるワークショップでした。
論評コンテスト
コンテスタントにとっても、それ以外の方にとっても、エキサイティングに感じられ、楽しんでもらえるよう工夫を凝らしました。
予選ラウンドと決勝ラウンドの2回戦行い、全員が1人目のテストスピーカーに対して論評し、予選ラウンドの上位3名が決勝ラウンドに進出して2人目のテストスピーカーに対して論評しました。
予選ラウンド
テストスピーカー:I原さん「感性を磨く」
感性を磨くことに目ざめたI原さん。感性を磨くためには、他人の感性と自分の感性との違いを見抜く、トーストマスターズクラブの例会に参加する等、具体的に紹介しました。
生き生きと力強く語り口でしたので、聴衆を惹き付けてやまないスピーチでした。
①M田さん(江戸)
トップバッターはM田さん。
準備時間が短かったものの、I原さんのスピーチ中の矛盾を見抜き、的確に指摘しました。
②I上さん(響)
I上さんならではの視点を導入することによってスピーカーが作り上げた世界が一気に広げられ、スピーカーにとって示唆に富む論評をして下さりました。
③T岡さん(響)
口頭で行っている分同音異義語が分かりにくくなることを、具体的に指摘しました。
④Bさん(江戸)
良かった点、改善点を整理してそれぞれ簡潔に話し、聴衆全員に伝わるよう構成を工夫した論評でした。
⑤I田さん(響)
I原さんのことを熟知しているからこそ不出来な点を厳しく指摘し、I原さんへの愛のムチとも言える論評でした。
⑥S村さん(響)
感性を磨く必要がなぜあるのか等、多くの聴衆が疑問に思うであろうことを的確に指摘した論評でした。
⑦K野さん(江戸)
スピーカーのメッセージを具体的に振り返る、K野さん流の工夫に富んだ論評でした。
⑧Hさん(江戸)
短めの論評でありながら、スピーカーに対する印象や改善点を、率直に、的確に述べた論評でした。
決勝ラウンド
決勝ラウンド進出者は、I田さん(響)、I上さん(響)、Hさん(江戸)の3人。
テストスピーカー:S藤さん「◯◯日記一週間チャレンジ」
図書館で手に取った本をきっかけに誉め日記を1週間続けた成果を披露してくれました。
自分で自分を誉めることについて、メリットや苦労する点を、自身の経験に基づいて具体的に披露してくれました。
①I田さん(響)
スピーチ中に臨機応変に対応した点を指摘しつつ、同様のことを繰り返し述べる点等を指摘し、的確な論評でした。
②I上さん(響)
日本社会全体に向けた、さらにメッセージ性のスピーチに仕立てることができる等、スピーカーの作り上げた世界をさらに広げる助けをする論評でした。
③Hさん(江戸)
短めの論評でありながら、もっと聞きたい点等を指摘し、聴衆を代表するかのような論評を披露してくれました。
優勝者:I上さん(響)
サンキュー笑顔:K谷さん(響)