第740例会報告
皆様楽しいお盆休みを過ごされましたでしょうか。
江戸トーストマスターズクラブ第740回例会はお盆明けにも関わらず熱気に包まれ盛大に行われました。
本日の進行役であるTMOE(今夜のトーストマスター)は私、E島が担当しました。実は本日TMOEが例会の要となる大切なプログラム内容を作成時に間違えてしまうというミスをし、参加者にご迷惑をおかけしたのですが、温かい目で見守っていただきなんとか例会を遂行できました。自らが起こした冷や汗の体験ながら、例会中のハプニングの対処もトーストマスターの貴重な勉強の場と感じました。
O田さん担当の今夜の言葉は「已己巳己」(いこみき)。似ている4つの文字を並べた語源から、「双方が似ている」ことを意味します。
聞きなれない難しい言葉にも関わらずメンバーの皆さんが例会中に利用するよう果敢にチャレンジいただきました。
本日の準備スピーチは4本 すべてがトーストマスターズクラブの新教育プログラムPathwaysのプロジェクト課題に沿ったスピーチでバラエティに富み、かつそれぞれのスピーチが我々の教訓となる4本でした。
1番目のスピーカーは先日入会されたBさん。スピーチタイトルは「十訓抄とはどんな本なのか」
十訓抄とは鎌倉時代に10個の教訓をもとに作られた説話集ですが、本日はその中から「人倫を侮らざる事 =人を馬鹿にしないこと」の教えに基づいた大江山というお話をご紹介いただきました。
勉強熱心で我々日本人より日本の文化を知るBさんの努力と知識に脱帽のわかりやすくためになるスピーチでした。
2番目のスピーカーは久々のご参加のS地さん スピーチタイトルは「宗像PR」ふるさとの宗像の魅力をプロジェクターを使って生き生きとした画像やわかりやすい内容と共に存分に語っていただきました。
S地さんはお人柄の出る、安定の落ち着いた話し方で江戸独自の例会表彰である今夜の「サンキュー笑顔」にも選ばれました。
3番目のスピーカーはHさん スピーチタイトルは「難しい会話の対処法」ご自身がアメリカで受講されたセミナーの内容を、ご主人との会話のやりとりを例にあげて「相手のストーリーを理解する」「ニーズに注目する」「You(相手)の視点のメッセージではなく、I(自分)の視点のメッセージで話す」など、難しい会話の対処ポイントを伝授くださいました。
4番目のスピーカーは江戸会長のK城さん スピーチタイトルは「極めなければ楽しくないよ」 ご自身の中で最も有益となったメンターのエピソードをもとに理想のメンター像「魅力的であること」「人生を楽しくする助言をくれること」を上げられました。
続いて本日のテーブルトピックスはH本さん。本日の準備スピーチ4本のテーマをもとに即興でお題を出していただき、指名されたメンバも即興で楽しいエピソードを披露くださりました。
H本さんの紹介された、アイスブレークの手法として、各メンバが「実は私...」で始まる話しをすると、親近感が増すというテクニック、斬新で参考になりました。
論評の部ではK治さん、K野さん、江戸OBのS木さん、S頭さんが適確かつスピーカーにとってためになる論評を、Z徳さんが具体的かつ建設的な例会全体の論評である総合論評を行いました。
本日のテーブルトピックマスターはZ徳さん ベスト論評賞はS木さん、ベストスピーカーはHさんが受賞されました。おめでとうございます。
江戸トーストマスターズクラブは第一、第三火曜日 19時より渋谷駅付近で勉強会を行っています。各メンバーが「プレゼンが上手くなりたい」「あがり症を治して自信をもってスピーチできるようになりたい」など目的をおってコミュニケーションやリーダーシップ力の向上を目指し楽しく例会に参加しています。当日の飛び入り参加も大歓迎です。
皆様のお越しをお待ちしております。