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第710回 「想い」の詰まった新年度江戸TMCが始動!


第710回例会は7月3日、勤労福祉会館で開催されました。 総合司会(TMOE)のため早めに会場に行くと、机の並びが既にコの字。 最速で会場に到着していたI藤さんが一人で並べられたとのこと。コの字のスペースがあるとステージ感が出るので、スピーカーとしては嬉しい配慮でしょう。I藤さんナイス。 司会席で役割者の出席状況を確認していると、T嶋さんからキャンセルで未定となっていた役割の代役申し出がありました。本当に助かりました。T嶋さんありがとう。 新会長のH澤さんから、役員就任式の司会をされるエリアディレクターS藤さんがお仕事で遅れると伝えられたため、会員担当のs藤さんと相談し、役員就任式と入会式の順番を入れ替えました。新入会のO中さんが早く来られていたからこそ可能な調整でした。O中さんワンダフル! 定刻になりH澤さんが第710回例会の開会を宣言。トーストマスターズの年度は7月はじまりの6月締め。今回から江戸TMCの会長は、S山さんからH澤さんに交代です。新会長H澤さんによる開会の辞は、当日早朝のW杯日本VSベルギー戦について。劇的な敗戦の後で茫然とする選手たちに監督がかけた言葉とは?という切り口でした。時事ネタに触れつつも、コミュニケーションとリーダーシップを学ぶクラブに相応しい内容にセンスを感じました。今後の開会の辞も楽しみです。 そして今期のクラブテーマの発表。「言葉に想いを」。スピーチで、日々のコミュニケーションで最も大切なことは何か?という原点に立ち返ったところから選ばれた言葉だと想います。年間を通してH澤会長がどうこのクラブテーマを実践していくのか注目したいと想います。 今期第一回目の入会式は新会員担当のs藤さん。笑顔あふれる司会でO中さんの入会式を盛り上げてくれました。O中さんの入会の抱負スピーチも、経営者としてより話す力を付けるためというしっかりとした目的に触れつつも、ご自身のあだ名ネタを織り込むなど親しみやすさを演出されていました。これからが楽しみです。 今夜の言葉はK田さん。「こよなく」。ことのほか○○が好き、という意味で使われる副詞を選ばれました。例でもあげられていましたが、たしかに「ワインをこよなく愛する○○さん」というフレーズがまっさきに浮かぶのは何故でしょうか。K田さん、この日はタイマーも担当、前期会計担当としての残務処理もされるなど裏方で大活躍でした。 ヘルパー紹介の後は準備スピーチセッション。今夜の準備スピーチは、H澤さん、K野さん、Z徳さんの3名でした。 H澤さんは前回に引き続きPathways 2回目のスピーチ。プロジェクトは「論評とフィードバック」。今回のスピーチのフィードバックを反映させたスピーチをもう一度行い、他者のスピーチの論評をする事で完了するPathwaysならではのプロジェクトです。タイトルは「お金があれば幸せなんでしょうか?」。お仕事で知り合ったご家族の描写がいきいきとして登場人物が目に見えるようなスピーチでした。 K野さんはACマニュアル「物語の話術」のプロジェクト2「個人的な体験を話す」。タイトルは「突発性難聴」。突然聞こえなくなった右耳。1週間、2週間、3週間、4週間経っても治らない。突発性難聴は少なくとも2週間以内に治療しないと症状が改善しないと聞いて、あわてて病院に行くと…。臨場感あふれる語りとオチが最高でした。 Z徳さんはPathwaysのIcebreaker。タイトルは「口は災いの元」。江戸クラブ最古参の一人による13年ぶりのアイスブレイカースピーチは、タイトルを地で行く空気読めない男だったZ徳さんが江戸トーストマスターズクラブに入会し「口は幸いの元」に変えていく、はげまされる内容のスピーチでした。人は変わるということですね。 休憩を挟んでテーブルトピックスセッション。司会は最古参の一人k口さん。スピーカーを指名して、「おめでとうございます!」「夏と言えばアレですよね~アレ!」「だから言ったじゃないですか、口は災いの元って!」「もちろん見ましたよね〜あの映画!」と声をかけ、それに乗っかってリアクションしてもらうという一風変わった趣向。 N上さん、O中さん、エリアディレクターS藤さん、s藤さんがそれぞれ指名され答えられました。嘘か真か、「ずっと出たかったテレビ番組に出れたんです、ありがとうございます」のN上さん。「夏といえばキンキンに冷えたビールですよね~」で最後まで押し通したO中さん。ネガティブな振りに乗っかりつつもうまくかわしたS藤さん、「50回目のファーストキス」と絡めて日本版の批評もしたs藤さん。リアクションが四者四様で楽しめました。 論評セッション司会はI川さん。 H澤さんの論評はI藤さん。エピソードの面白さに触れつつも、タイトルと内容のズレについて的確に指摘されていました。 K野さんの論評はK継さん。K野さんカワイイですね〜発言で会場を沸かせるツカミの入り方、なまなかに真似できません。 Z徳さんの論評はT永さん。ベテランのZ徳さんにも物怖じしないツッコミがナイスでした。 各役割の報告では文法係K冶さんの「口は幸いの元」というZ徳さんの造語について触れられていた事、サンキュー笑顔H高さんの「N中」さん発言が印象に残りました。サンキュー笑顔の受賞者は、ベストテーブルトピックス賞の投票に「N中」さんと書かれた名無しさんと「K野さんカワイイ」発言で会場を沸かせたK継さんでした。 I川さんの総合論評は例会全体を丁寧に批評されていました。テーブルトピックスで最初にスピーカーを指名すると、お題の発表時に緊張感がなくなるという指摘は、みすごされがちですが重要な指摘だったと思います。 ベストテーブルトピッカーは「もちろん見ましたよね〜あの映画!」に答えたs藤さん。 ベスト論評賞はK野さん「突発性難聴」を論評したK継さん。 ベストスピーカーは「突発性難聴」で聴衆を笑いの渦に巻き込んだK野さんでした。 ベスト賞の後は役員就任式です。司会は江戸TMCの所属するエリア31の新ディレクターS藤さん。まず旧役員の労をねぎらい、その任を解かれました。旧役員の皆様、お疲れ様でした。そして新たな役員を全員前に呼び、会場係、会計、書紀、広報担当、会員担当、教育担当、会長、それぞれの職務を述べ、一年間その職務に励むことを誓うか問いかけられました。T永さん、I藤さん、H本、K継さん、s藤さん、H高さん、H澤さんが一人ずつ誓いの言葉を宣言し、無事役員就任式が終わりました。私も書紀として今後一年江戸トーストマスターズクラブを盛り上げることに微力ながら尽くしたいと思いました。 H澤新会長の閉会の辞は今期のクラブテーマ「言葉に想いを」と絡んだ内容でした。一人ひとりが役割や賞にとらわれず、良いと思った他の会員に気持ちを素直に伝える。その小さな実践を続けることが「言葉に想いを」乗せることに繋がるのかなと感じた閉会の辞でした。 この先の江戸クラブが楽しみになる例会でした。 以上司会のH本でした。

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