第683回例会は江戸クラブ新人戦
8月最初の例会、教育担当H澤さんがCC1~CC3のスピーカー4名でベストを競う新人戦を企画してくれました。
TMOEは私M廣が務めさせていただいたのですが、なんとオファーは1カ月以上前!
ずっとこの日が待ち遠しかったです。
例会はS山会長のパッション溢れる挨拶から始まります。
まずはT嶋さん司会によるY住さんの入会式。人前で話しをすることが苦手だけど、そうは見えない外見であることを告げ自己開示をされました。きっとCC10が終了する頃には、苦手→得意になっていると思いますので、メンターのY田さんと一緒に江戸クラブを楽しんで下さい。
続きましてベテランK口さんから今夜の言葉。
「一心不乱」 心を一つの事に集中して、他の事に気をとられない意味の言葉です。発言者のほとんどの方が披露されていたので、大成功の今夜の言葉でした。
各役割の紹介は、ベテラン勢I川さん、H本さんとフレッシュなT永さん、M田さんでしたが、みなさん個性が垣間見えながら伝えて下さいました。久々のタイマー係りを務めたI川さん。しっかりと資料を準備されていたのを私は見逃しません出たよ!常に初心を忘れるべからずを実践されていました。
新人戦開始
CC1 K嶋さん「壁」
タイマー開始がどの時点からか?? このとまどいが初々しく感じたのですが、スピーチの構成はほぼ完成された内容でした。ご自身の半生を語る中で、起承転結が見事に成立しており、さらに聴衆を引き付けるためにところどころ笑いを入れている。最後の「壁」というタイトルとメッセージが綺麗にはまって、とてもアイスブレーカーとは思えないスピーチでした。個人的には「社内恋愛は秘密にしなければならず、社内結婚ならOK っていう世間の感覚。」これ、会社あるあるで共感を得ました。
CC2 S藤さん 「僕と田都の7年戦争」
高校入学と同時に始まった朝のラッシュ時における田園都市線との戦い。
現在までの7年におよぶ戦いをユーモア交えて披露されました。今回、言葉のチョイスが面白く、電車の混雑具合の表現を「四方八方おじさん」「おっさんの牢獄」とされ、サラリーマン川柳の自虐ネタが頭によぎった方もいたのでは?
今回のスピーチを作成し、改めて田都と向き合い過去を振り返ったS藤さん。大学の卒業までの残りの数カ月、電都との付き合い方に変化がおきるようです!
CC2 N須さん 「奇跡的な出会い」
出だしがまさかの通勤電車が嫌いという告白。前出のS藤さんとのスピーチとまさかの丸かぶり?!と聴衆の私たちはドキドキしましたが、あっさりとそこから話題は切り替わり、通勤をアシスト自転車に切り替え、1年間で25kgものダイエットに成功し、いかにアシスト自転車が素晴らしいものであるかをスピーチにまとめていました。
自転車を自力で漕ぐなんてもう古い! アシスト自転車ですよ。と最後に締めたのは説得力がありました。ちなみにアシスト自転車を走らせているときは「背中を誰かの手で押されている感覚」とのことです。
CC3 K継さん 「安房(あわ)の女将さんからもらったもの」
安房(房総半島の一部の地)で大雨にたたられ、仕事の方々ともども、びしょ濡れになったK継さん。そんな状態で駆け込んだお蕎麦屋さんで、女将さんから受けた心温まるエピソードをボディーランゲージを交えて披露されました。
このボディランゲージがとても上手で、情景が目に浮かぶようでした。そして、安房は四国の阿波の方々が移り住んだ土地であることから気質が似ているということも教えてくれました。
新人戦のあとは、テーブルトピック。
S山会長から今期のスローガン「パッション」にちなんだお題が次々と出されました。
K城さんは高校時代が一番勉強したことを話され、H本さんはご自身があまり何かに燃える気質ではないし、燃えなくてもいいじゃない。とクールに対応。K口さんは高校時代、野球部だったことから甲子園の開会式の曲を聴くと「何かやらなきゃ」と思いがこみ上げ、監督を思い出す話しをされました。響TMCからゲストのN本さんはご自宅にいた犬とお母様のお話し、H澤さんは、出来ないことを頑張ることが好きで、現在はデッサン教室に通っているお話し。このデッサン教室のお話し後、男性陣がH澤さんのもとに詳細を求め駆け寄ったのかどうなのか?知りたいところです。
最後は論評。総合論評Y田さんの司会で始まりました。
K冶さんはK嶋さんのスピーチに対して、良い点、改善点と分けて論評されるのではなく、全体的なことを述べられ「スピーチは原稿ではなく、その方の日頃だなと感じました」と。
すごく印象に残った言葉を発表されました。
Z徳さんはS藤さんへ良かった点を細かく説明し、その後はマニュアルのマテリアルがなかったので、マニュアルを使用した場合の具体例をあげての改善点を伝えていました。さすが、このあたりがベテランです。
S古さんはN須さんへ論評。良かった点と改善点を明確にし、深く構成に踏み込んで論評されていました。内容を最後にまとめあげていた論評はコンテストのようでした。
最後はS木さん。『説明が下手なのでTMCに入会したんです。そして初論評と記載ありますが他クラブで実はデビュー戦を飾っています』と告白してくれたS木さん。江戸での論評デビューは 良かった点を4つ、改善点を1つあげての論評をされました。初心者とは思えない論評で、今後も楽しみです。
総合論評のY田さんは会の冒頭から振り返り、発言者のお一人お一人に労いや今後の改善点を話されていたのは、本当に頭が下がります。また、江戸クラブの活動を通して礼儀礼節を学ぶ姿勢まで説いてくれました。
『相手に迷惑をかけると、いくら素晴らしいスピーチをしても誰も聞いてくれなくなりますよ。聴衆あってのスピーチ活動ですよね。』 心に響きます。
さて、気になる新人戦のベストは下記の方々。おめでとうございます。
テーブルトピック:H澤さん
論評:S古さん
スピーチ:K継さん
最後に、勤労福祉会館に集まってくれた皆様、本当に有難うございました。