第679回の例会報告
- edoclub
- 2017年6月9日
- 読了時間: 5分
TMOEのI川です。
今回の会場は、「渋谷区勤労福祉会館」、
参加者は、会員(19名)+ゲスト(3名)でした。
【入会式】M田さんが新しい仲間に加わりました。
【今夜の言葉】Z徳さんが選んだのは「会心」。
「会心の・・・」皆さん、たくさん使ってました。
各役割の担当は以下の通りです。
【タイマー】S木さん
【集計係&サンキュー笑顔】H本さん
【えーとカウンター】K田さん
【文法チェッカー】K野さん
【ワークショップ】全国大会の出場経験のあるI渡さんが、
「コンテストで勝ち進む秘訣!」をクラブメンバーにシェアしてくれました。
メンバーから、事前にアンケートを取ったQ&A方式のWS。
(1)スピーチは書いたものを暗記するの?
・原稿は、書くけど、暗記ではない。
・原稿は、まずは書く→話してみる→しっくりこない所を書き直す。
(結局、千回以上書き換えたそうです。
これも「コンテストで勝ち進む秘訣!」)
☆原稿で工夫したこと(春のコンテストに出場した時の原稿を元に説明)
・1行は10秒にする
(原稿にはボディランゲージも記入してありました)
・6行で1分の一括り
(感情ごとに細かく色分けされてました)
(2)いつもライブ感満載ですね。どうしたらできるの?
・その場にいる人とつながること。
一生懸命さがライブ感になる。
・ライブ感がないとコンテストに勝てない。
(3)審査委員の心象を良くする決め手は?
・どの年代の人にも聞き取りやすいよう、ゆっくり話す。
・コンテストの評価基準も気に留める。
(論評の場合、サマリーが評価点30点)
(4)もらったコメントの取捨選択は?
・自分が何を言いたいかの信念は曲げない。
・良いと思われたポイントは大切にし、そうでないところは削る。
(5)コンテスト会場で緊張したとき、いつもの自分を保つには?
・トイレの個室で、一人になり、心を落ち着かせる。
(6)例会とコンテスト会場とでは広さが違いますが、
練習方法は?
・事前にコンテスト会場くらいの場所を借りて練習した。
(7)コンテストを勝ち抜く人とそうでない人との違いは?
(実は、ここで制限時間となり、続きはまたの機会に・・とWSは終了しました。総合論評のH澤さんが休憩時間にI渡さんに聞き取りをしてくれたのでこの欄に記載します。H澤さん、ありがとう。)
・熱心な人。
・笑いを意識している人。
・自分のストーリーを話し、自分がどう変化したかを聞き手に伝えることが出来る人。
盛りだくさんのWSでした。I渡さん、ありがとうございました。
<休憩>
今日の【準備スピーチ】は2本。
1人目は、アイスブレーカー(初めてのスピーチ)のS藤さん。
タイトルは、「早く、小さく、たくさん失敗する」
注目されることは好きだけれど、スピーチは苦手、だから、自分の苦手を克服したいと
江戸クラブに入会。
実は、危険ゾーンには立ち入らないようにずっと自分にブレーキをかけていたけれど、
就活中に聞いたある会社の社員の話が、S藤さんの背中を押してくれたそうです。
「人間の失敗の量は、人によってそれほど変わらない。違うのはいつ失敗するかだ。」
プロジェクトでも最後になって失敗するよりも最初の方に失敗したほうが挽回しやすい。
人間も同じ、だから、失敗を恐れない人になって欲しい。」
スピーチタイトルもこの話から、決めたそうです。
時間いっぱいまで、メンターのH高さんとレビューして望んだスピーチは、初めてとは
思えない落ち着いたスピーチでした。
2人目は、ユーモラスなスピーチのK冶さん。
タイトルは、「メッセージ」
ある日、持っていた紙袋に書かれたメッセージが、目に留まった・・と始まったスピーチ。
(普段から書類を持ちあることが多いK冶さんは、市販の紙袋をよく使うそうです。)
持参した紙袋を1袋ずつ、取り出し、そこに書かれたメッセージにK冶さんならではの
ユーモアたっぷりな解釈で読み解いていくスピーチでした。
(「紙袋の英文」→K冶さん的な和訳:解釈 を一部紹介します)
「Lead the Fashion」→ファッションをリードしろ:紙袋がファッションをリードするのか!
「Modern equipment」→現代的な装置:紙袋が現代的な装置なのか!
「Be ready」→覚悟を決めろ:一生かばんを買わないで紙袋にする! etc
K冶さんのお父様も紙袋派だとのエピソードも。
紙袋は日本では主な3社で製造されていることや紙袋のメッセージの言語が英語からフランス語に変わってきているなどの明日から使えそうな小ネタも披露。
普段何気なく使っている紙袋をスピーチネタにしてしまう、そのユニークな視点、恐れ入りました。
【論評セッション】
1人目のスピーカーのS藤さんへの論評はK口さん。
メモは、ほとんど見ずに、しっかりアイコンタクトを取り、笑いも織り交ぜていた。マニュアルを3回も読み込んだからこそ出来たスピーチ、すばらしかったと、「いいところ5個」、改善点なし!と絶賛でした。
これからの例会では、たくさん失敗する気持ちで望んでくださいと温かい論評でした。
2人目のスピーカーのK冶さんへの論評はS古さん。
大阪人は、笑いにうるさいよぉと始まったS古さんの論評。紙袋を1袋出して、突っ込みを入れるのは、まるで芸人さんのようなスピーチ、話の展開がとてもわかりやすかったとの論評。
初めて聞くS古さんの大阪弁、大阪人も認めたユーモアスピーチでした。
【総合論評】は、H澤さん。
細かい点まで、心配りのある論評でした。
休憩時間7分間でのWSのフォローは、さすが次期教育担当!ありがとうございました。
【サンキュー笑顔】は、H本さんが選んでくれたK冶さん
【受賞者】以下の通りです。
論評の受賞者は、K口さん
準備スピーチの受賞者は、K冶さん

【役員選挙】司会はK川会長です。
広報担当副会長は、S古さんに決まりました。
【連絡事項】
M廣さんからは、入会式に使う「新メンバーの誓い」の用紙は持ち帰らないで返却してくださ~い。
(みんな急いで、用紙を回収。もしも、うっかり持ち帰った方は次回の例会時にお持ちくださいね。)
K川会長からは、例会の出欠の連絡は速やかにTMOEにメールしてください。
(ちなみに今回のTMOEへの連絡メール1番は、タイマー係のS木さんでした。)
【ゲストさんの感想】
ゲストのS藤さん、K嶋さんは、「楽しかったので、また参加したいです」との嬉しい感想でした。
ゲストのF津さんからは、入会宣言がありました。次回はF津さんの入会式です。
TMOE I川の独り言・・・
いつもの違うプログラムで、盛りだくさんの例会でした。
皆さんのおかげで滞りなく、終えることができたことを感謝いたします。
ありがとうございました。やっぱり、江戸の例会は、楽しい!