ピカピカに輝け!! 第651回例会
初TMOEを務めたK城です。
今回はゲスト2名を含めた、総勢21名が参加。
終始笑いの絶えない例会でした。
来期役員選挙
普段の例会とは異なり、最初に来期役員選挙。この結果、K川さんが来期会長に決まりました。
K川さんは、自分は何をしたいのか、何ができるのかについて考えた末に会長に立候補したことを熱く語りました。来期は、K川さんの活躍に期待できます。
M瀬さんの応援演説は、K川さんに対する厚い信頼を感じさせるものでした。
今夜の言葉
今夜の言葉は「上等」
K野さん、直前にお願いしたにも関わらず印刷物まで持ってきていただき、ありがとうございました。
準備スピーチ
①S口さん「デザインの体験」
#8 ビジュアルエイド(視覚器材)
レコードや偏光板などのビジュアルエイドをフル活用しており、プロジェクト目標に忠実なスピーチでした。例会の開始前から丹念に準備しており、聴衆を楽しませる思いが溢れていました。ただ、時間オーバーは残念。
②M瀬さん「カツサンドじゃ、ダメなんです」
AC ユーモアスピーチ #4 笑いを続ける
自身の仕事に関わる話を、自虐などを交えながらユーモアたっぷりに話し、終始笑いの絶えないスピーチでした。
単なるユーモアスピーチではなく、自分の考えを聞いてもらうためには相手を誉める必要があるといった実用的なメッセージもこめられており、価値のあるスピーチと感じました。
③N田さん「ほんとは私もしゃべりたい」
#1 アイスブレーカー
先月入会したばかりで初めてのスピーチ。話すことは苦手で避けていたけれど会議でプレゼンをしなければならなくなり、何とかしたいという思いがあってトーストマスターズクラブに入会を決意したとのことです。
率直な思いを強く聴衆に訴えかけるアイスブレークでした。
④T橋さん(新宿BTMC)「ピカピカ」
コンテストスピーチ
2016年春期スピーチコンテストにおいて、Div. B代表として決勝に進出したT橋さん。
サッカーのクイズ番組に出演したときのエピソードを、ユーモアたっぷりに語られていました。
好きなことを究めてピカピカに輝くことの大切さを説く、迫力満点のスピーチでした。全国大会での活躍を願うばかりです。
テーブルトピックス
テーブルトピックマスターはK口会長。映画をテーマに、約15分間と短い時間の中で5人の方に答えてもらいました。
①「どういう役で、何系の映画に出たいか」→I川さん
最近見たジュラシックパークのような非日常を扱った映画で、なりきれる役をやりたいとのことでした。
②「あなたの大好きな映画」→K継さん(ゲスト)
タルコフスキー監督の映画を挙げ、この監督を知っているか問いかけて聴衆と対話をしたり、難解でつまらないから寝てしまうなどユーモアを交えたりしながら話しました。
③「江戸クラブで映画を撮るとしたら、タイトルと主演は?」→H本さん
江戸クラブがテーマの映画といえば、H本さん。歴代の会長へのインタビューを通じて歴史をたどったり、普段の例会の様子を扱ったりした映画にしたいとのことでした。
④「泣きたいときにオススメの映画」→K口さん
最近見た「風に立つライオン」を挙げ、アフリカでの医療支援に生涯を捧げた日本人医師の物語に、スポ魂を感じて涙が出るとのことでした。
⑤「笑いたいときにオススメの映画」→H澤さん
強豪高校の野球部において3年間補欠の部員が主人公の「ひゃくはち」を挙げ、強豪ならではの裏話や、主人公がレギュラーに立ち向かっていく様子がコミカルに描かれていることを話しました。
論評
論評の司会はY田さんでした。
①K治さん→S口さん
S口さんがスピーチ中に用いた物に対して、感じたことK治さんなりの表現で丁寧に論評していました。例会前の準備からS口さんのスピーチは始まっているなど、苦労している点をきちんと盛り込んでいるところが参考になります。
改善点としてメッセージをいまひとつ盛り込めていないことを挙げ、具体的に改善策を提案していました。
②K田さん→M瀬さん
良かった点として、プロジェクト目標に忠実な点、皆が同じものを想像できるなどを挙げていました。
M瀬さんのスピーチは完成度が高く、改善点を挙げるのが難しいと感じましたが、カツサンドと対称的なものをはっきりと提示するという改善案を提示していました。
全体として、ポイントを簡潔にまとめられていて、分かりやすい論評でした。
③Z徳さん→N田さん
きちんと準備をしてきた点、率直な気持ち述べていた点などを評価していました。不安を抱えながらも最初のスピーチを無事終えたスピーカーにとって、今回のスピーチが自信につながるよう、親身にアドバイスしていました。
N田さんがスピーチに臨むまでの道のり、スピーチ前に待機しているときの様子や、N田さんのスピーチに対する聴衆の反応も盛り込んでいて、非常に参考になります。
④I渡さん→T橋さん
ボーカルバラエティや間の改善など、T橋さんがコンテストで勝つために足りないことについて、的確に、そしてパワフルにアドバイスしていました。
まさしく、「上等なスピーチを超一流なスピーチにする」ための論評でした。気迫のこもった素晴らしい論評だっただけに、時間オーバーは非常に残念。
総合論評
総合論評はY田さんです。子細に観察した上で、良かった点を評価し、気になった点を指摘していました。
役員選挙については、時間はどのくらいが妥当なのか、過去のプログラムを確認しているとは恐れ入りました。そして、今回の役員選挙10分と短く設定したH本さんを高く評価していました。
各役割の紹介については、初めてタイマーを務めたS藤さんに対して、事前にきちんと練習してきたのかと思うほどであったと評価していました。
論評者に対しては、良かった点、改善点について具体的に論評されていました。共感を呼んでいた点、準備を評価していた点、モチベーションを高められる論評であった点などを評価し、時間オーバーに対する具体的な対策を提示する必要があることなどを指摘していました。
TMOEについては、成功したと言っていただき感謝です。Y田さんからは、事前にメールで細かなアドバイスをいただいており、繊細な気遣いが光る方だと感じます。
受賞者
ベストスピーカー:M瀬さん
ベストテーブルトピックカー:H本さん
ベスト論評者:Z徳さん
サンキュー笑顔:S口さん
今回も、笑いが溢れ、具体的で実用的なアドバイスの飛び交う素晴らしい例会になりました。例会後に何人かの方に、TMOEを楽しんでいるようで良かったと言っていただき感謝です。
例会報告は以上です。みなさん、ご協力ありがとうございました。