圧巻のプレゼンWSでした! 第616回例会報告
寒風吹きすさぶ中、今回は大勢のゲストさんにご参集いただきました。 江戸OB・N村さんの特別ワークショップ効果ですね!
TMOEは不肖Y田が担当。 「あなたのイチオシ東京みやげは?」というお題でメンバー紹介を行いました。 今夜の言葉は久しぶりのご登場、S地さん。 ご愛用のカレンダー「まいにち、修造!」から 心を打った「がけっぷち」を選びました。
準備スピーチは3本です。 S山さん「『死に行く覚悟』への挑戦」 フルマラソン初挑戦について臨場感たっぷりに話しました。 YMCAをみんなで踊るという走るだけじゃない楽しみ。粉ものではなくゼリーが欲しいという当事者だからわかる切実さなど、喜怒哀楽織り交ぜつつ、時系列のエピソードをまるでロードムービーのように展開。 「死に行く覚悟」というのは、42.195の語呂合わせなんですね。 H本さん「来るべき世界」 科学技術が進歩することで起きる悲喜交々について。 H本さんの関心事は育毛と人工知能。特に後者、仕事が機械に取って変わられる未来を聴衆に想像させて、自分と向き合う機会を提供しました。 M瀬さん「ダラスでワァーオ!」 テキサス州ラボック在住の知人を、現地のTMCに連れて行ったMさん。 知人にアメリカ人の仲間を作ってあげる目的でしたが、そこでの受けた「ワァーオ!」という反応はM瀬さん自身にとっても新鮮な体験になりました。 ぜひ江戸メンバーも「ワァーオ!」と言われる体験を、というメッセージ。 今回はワークショップ開催のため、テーブルトピックスなしで論評セッション。 がけっぷち論評となりました。 論評司会者はZ徳さんです。 S山さんへの論評はI川さん ▼よかった点 ◎情景が浮かんだ。 ◎感情の変化がわかりやすかった。 ▼改善点 ◎演台の前に出たほうがボディランゲージが生きる。 H本さんへの論評はK口さん ▼よかった点 ◎聞き手の関心に訴えた。 ◎今の仕事がなくなったらどうしますか、という問題提起。 ▼改善点 メッセージがふわっ。問いかけではなく自身の意見を聞きたかった。 Mさんへの論評はS根田さん ▼よかった点 ◎描写が具体的。 ◎もったいぶりが効果的。 ▼改善点 ◎メッセージのハードルを下げてほしい。 ◎Tozaiと江戸に所属、ではなく、江戸とTozai所属でお願いします。 今回は、ベストスピーカーはM瀬さん ベスト論評者はK口さん、という結果でした。 おめでとうございます!
後半戦。 N村さんのワークショップ「プレゼンの価値を高めるために」がテーマ。 スピーチ自体が目的化しがちという問題意識から、トーストで学んでいるスピーチを実際の仕事(プレゼン)でどう活かせばいいか、についてレクチャーしていただきました。 N村さんが考えるビジネスプレゼンとパブリックスピーチが重なる部分は大きく二つ。 ◎楽しませることができる。 ◎価値観に訴えることができる。 今回のワークショップはは中でも後者に特化した形で進みました。 プレゼンの場合は999人がダメでも、1人が首を縦に振ればOK。そこで一般向けになりがちなスピーチを、いかに目の前の相手に特化した内容にしていくか。このプレゼンの肝について、レクチャー、隣同士の実習、T島さんの即興プレゼンなどを交えて、深めることができました。 あっという間の45分。 ゲストさんの熱のこもった感想が、ワークショップの大成功を証明してくれました。 N村さん、貴重な機会をいただきありがとうございました!